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1000円分のお菓子が教えてくれたこと。

ほっこりした話を書くという企画を今朝発見した。始めはスルーしようと思ったのだが、普段私の書くスタイルではないので一度は挑戦してみようと思った。

(求められてるほっこり話の基準をクリアできているかは分かりませんが書いてみます)

かなで。さんのこの記事で見つけました!ありがとうございます!



大学生になってそれまでよりは金銭的に自分が自由に使える額が上がった。


それによって今まではできなかった「大人買い」ができるようになったのだ。


(もちろん社会人の方に比べると「大人買い」に使える額はまだまだ子供かもしれませんが)


小さい頃は遠足のお菓子を選ぶ時だって300円という制限があったから300円の範囲内でどう最高の組み合わせを見つけるかということに何分も頭を悩ませた。


今は平気で1000円分のお菓子を買えるようになったのだ。コロナ宣言前はひとりぐらしだったので誰かと共有するためではなく完全に自分のひとりで食べるために買っていた。


1000円分のお菓子となるとひとりで食べるには結構な量だったがお菓子を食べるのは好きだったし小さい頃は自分で買えるわけではなかったので多くの量をひとりで食べる経験はなかった。




だからすごく幸せな気持ちでいっぱいだった。




早速袋を開けてさまざまな種類のお菓子を楽しむ。お腹空いていたこともあってかお菓子に伸びる手は止まらなかった。


甘い系のお菓子を食べた後はしょっぱい系を食べて口の中を甘すぎないようにする工夫もしていた。


お菓子と言えどもひとりで食べるとかなりの量だったので満腹になってしまった。


私はその時にはもう幸せな気持ちではなかった。満腹でお腹は苦しいし歯にはたくさんのお菓子のかすが付いていて気持ちが悪い。


私はその時に「一回に受け取れる幸せの量も限られてるのかもしれない」と思った。


幸せなんてあればあるほどいいのかと思っていたけどそう簡単にはいかないようだ。


私はたぶん一度に多くの幸せを受け取れる人ではないと思った。


だから一度に100の幸せを受け取ってもその100の幸せは感じることができない。


10日間10の幸せを受け取った方が結果的に100の幸せを感じ取ることができるし長い期間その幸せを持続させることができると思った。




1000円分のお菓子が教えてくれた。


小さな幸せを持続させていくことの大切さ。



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レオン
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