[アトピー性皮膚炎]治療歴と効果のあった治療方法の知見と体験談2021年8月
●2021年9月まで
■かゆみの原因
これまで様々な試みを行ってきましたが、どうしても痒みの原因が特定できないままでした。
皮膚のバリア機能の低下による皮膚常在悪玉菌に対する感染症はもちろんありますが、なぜ毎日体を洗っているのにこうも感染するのか?
その元凶はいずこにあるのか、長らく疑問でした。
アマゾンでマイクロスコープを購入して皮膚の状態をよくよく観察してみたところ、写真のように毛穴に角栓が大量に詰まっていることがわかります。
特に炎症が起きている箇所の近くには角栓が多く存在し、皮脂も毛穴に詰まって肥大化しているのもわかりました。
詰まっている毛穴には途中で成長が止まっている産毛のような小さいサイズの毛が皮脂に固定化されて毛穴に留まっている様子もわかりました。
これらの角栓をピンセットを使って根気よく抜いていき毛穴の中の毛や皮脂も取り除き、クリーンにしていきます。
もちろん、一度に全部というわけにもいかないので少しずつ毛穴のクリーンナップを行いました。
顔も皮脂が出やすいおでこ、眉間、鼻筋なんかはよくよく観察して角栓を取っていきまして。おでこの皺に隠れているものもあるので皺を伸ばしながら注意深く観察しました。
毛がはえている口回りや顎の下、頬にかけては分別しながら角栓を抜いて、毛穴に詰まっている小さい毛も取っていきました。
特に皮脂の詰まりが多かったのは首の後ろ、襟足の部分で毛の境目に当たるところに皮脂の詰まりが多く、ほとんどご埋没しているため探すのが難しかったです。その時はピンセットで毛穴の周囲を押して、毛穴から皮脂の塊が見えたところで素早く皮脂をつまみ出すという感じでキレイにしていきました。
毎日毛穴から次つぎに皮脂の塊がでてくるのですが、それらを取り除いているうちに、次第に皮膚の炎症は治まり盛り上がっていて皮膚もどんどん正常さを取り戻していくようです。
首から胸デコルテにかけても意外と角栓があるようでこちらは面積が大きい分、パーツを分けてクリーンナップしました。
少し斜めからマイクロスコープで観察すると光が反射して角栓や皮脂は色が白っぽくなるので見つけやすいです。
角栓を取ることを続けると格段に痒みは少なくなるのが実感できます。痒みが少なくなると掻傷も少くなりバリア機能も高まり少しずつではありますが日に日に良くなっているのを感じました。
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