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酸素濃度を上げる簡単エクササイズ

以前から何度か効果のあるエクササイズやストレッチを紹介してきましたが、今回は肺や気管支を広げて体内に取り込む酸素濃度を上げて免疫力、持久力アップを行う簡単エクササイズをご紹介します。
まず、図のように直立して腕を軽くたたみ拳が顔面の横に来る程度まで持ち上げます。


この状態で左右に体をひねり、二の腕の肉が遠心力で外側に振られているように感じる程度までスピードアップしながら回転します。
このとき、中心軸がぶれていると体が投げ出されてしまうので両足を肩幅に開いて踏ん張るように少し腰を落とした状態で下半身を固定します。
この状態で勢いよく回転をすると腰に負担があるので1-2回回転したら休憩しましょう。

さらに回転すると頭も回転して酔ってしまうので、必ず顔は正面を向いたまま固定して、首から下、肩で回転しているようにします。

このエクササイズをすると遠心力で肋骨が広がり、連れて肺胞が拡張します。これによって肺に酸素が多く取り込まれ、血液中の酸素濃度も上昇します。

さらに普段動かさない脇の下の腋窩リンパ節を遠心力で刺激することでこちらも血流が活発化して免疫力も高まるし、アトピーの原因である感染症の寛容化した抗原についても再認識させる良い刺激となるはずです。(ちなみに私にはかなり効果がありました)
5セット位を目安に3日続けると脇の下が軽くなり日に日に血行が良くなることが実感できます。

ランニングやジョギングで心肺機能を高めて同じ効果を得られるのですが、こちらのエクササイズは天気や気温に影響されやすく、足腰を痛めている人はなかなか実践できないのでこのようなお手軽なエクササイズで同様な効果が得られればそちらが遥かに一般的に用いれそうです。


ちなみに、座ったままでもこのエクササイズはできるのでベッドや布団の上でも効果的です。ただ腰にヘルニアがある方などはお勧めできないです。この点にだけ注意してやりすぎないことを意識していただければ、とても効果のあるエクササイズとなります。



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