船出をする彼
ひとりまた旅に出て行く。
その人の後を追いかけたい自分と
追いかける靴がなくて唇を噛む自分を交互に見て
今日も僕は地団駄を踏む
昔からなにかと切れない縁で繋がっている友人が僕にはいる。
その友人と最近よく連絡をしあう。
なんだか急に距離が近くなって久々に嬉しい。
そんな友人が人生の一大決心をした。
彼がいうには全然一大決心でも大イベントでもないという。
しかし僕からしてみたら凄い羨ましさすらある。
彼はフリーランスになるのだ。
自分一人で仕事を手に入れて生活する。
言葉にすれば容易いことだが、其れ相応の覚悟と、明日には食っていけなくなるかも知れないというリスクがやってくる。
けれど自分の足で立つということに関してはこれほど気持ち良いことはないだろうと思う。
よくフリーランスとして生きていくにあたり、一つのクライアントから30%以上の依存をしてはならないという。
そこからの収入がなくなってしまった時に路頭に迷ってしまうから、らしい。
この話を単純理解すると少なくともクライアントは4人以上いないといけなくなる。
僕には継続したクライアントがそんなにいない。
続けられるコンテンツをやっていかないとと思う。
詩、音楽、動画、他にも自分ができるコンテンツを増やして行くべきだと思う。
それよりも今は自分の旗を立てて大海原に飛び出す彼に手を振り続けることにする。
今はそれしかできないけど、すぐに追いつくように頑張らないと。
でわでわ