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こんにちは!ゆっこです!
2023年がスタートしましたね🐰
私は年始早々、東京駅にある「おぱんちゅうさぎ」というキャラクターのポップアップストアに行き、爆爆爆買いしてきました🛍年末に大掃除をして部屋に余裕ができたということもあり、買ったグッズたちを並べる瞬間もとても幸せでした…。
幸せな年始を過ごせたので、今年も最高の年になりそうです💭

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。今年の目標や抱負などは決めたりしたでしょうか?
私は今年の目標として、「フットワークを軽くする」に決めました!🏃🏻‍♀️
今年は特に就職活動の時期なので、忙しい日々を過ごすのかなあと思います。逃げ出したくなることとかやりたくないと感じることもあると思うし、逆に自分の好きなことに時間が取れなくなってしまうのではないか、という不安も少しあります。悔いの残らないように就職活動を行って、その中で自分の好きなことにも時間が使えるように、フットワークを軽くして過ごしていきたい、過ごしていこうと思いました!!

ちなみに今年の願望(?)は「Mrs. GREEN APPLEのライブに行きたい」です🍏
ミセスのライブに行ってからもう一か月以上経っているのですが、余韻が続いているどころか、高まる一方…(笑)今年も行けますように!✨


【授業内容】
今回の授業は、先週に引き続き、シナリオ第二稿を小林先生に講評していただく時間でした。

先生にご指摘いただいたことは三点ありました。

一つ目は、セリフが長く、画で観て分かること(登場人物の心情や状況など)も言葉で言ってしまっていることです。
セリフが長いと視聴者の頭の中に言葉が入ってこない可能性があるのと、作者の都合でたくさん話しているような印象を受けてしまうので注意すべきだと学びました。
しかし、例外として、キャラクターに即したシチュエーションやキャラクターの感情が分かる場合は、長くても良いとしています。たくさん話す主人公なのだとしたら、長く話すのは主人公だけにするなど、調節することも必要です。

セリフやモノローグで説明しようとせず、小道具(新聞で主人公の過去の栄光が載っているなど)や、キャラクターの表情や仕草、行動で表現し、視聴者に予測させるようにすることが大切だと、講評を受けて改めて気付くことができました。

これは、以前の授業で学んだ、「シャレード」(説明ではなく映像で表現すること)を使うということですね。そのときの授業では、セリフのシャレードもあることを学びました。「セリフは嘘つき」という言葉が印象に残っています。セリフの裏側に別の意味を込めることによって、もどかしさを感じてより感情移入を促す効果があると考えられるので、自分の作品にももっと取り組んでみようと思いました!

二つ目は、現在よりも回想の方にドラマがあるので、回想シーンを短くシンプルにして、現在をもっと深く描くべきだということです。
初回の授業でも「回想シーンを多用すると話が止まっているように感じてしまう」と学んだので、注意していきます。
現在にドラマがあるようにすることを意識してシナリオを書くことが大事なのですね!

三つ目は、重要なシーンが唐突に後半の物語に出てきた印象を受けたと教えていただきました。書いている身としては物語のすべての出来事や流れが分かっている、いわば神的存在なので、何も分かっていない状態の視聴者にも分かるように、丁寧に描くことを意識することが大切なのだと痛感しました。
重要なシーンに向かうために、その出来事のことを徐々に小出しに出していき、視聴者に印象付けるというような、グラデーションになるように表現することが必要になってくると思いました。


【ドラマ「最愛」について】
皆さまは、ドラマ「最愛」はご存じでしょうか。
この作品は、2021年10月から放送されていたサスペンスドラマです。
そして、今年の元旦に一挙放送SPが放送されていましたね!観られた方はいらっしゃいますか?

私はこの作品がとっっっっっっても好きなので、再放送されると聞いた瞬間「やったー!!🙌🏻」と思わず叫んでしまいました(笑)

そこで今回は、今までの授業で学んだことを意識しながら、ドラマ「最愛」について考えていこうと思います。

―あらすじ―
「真田ウェルネス」の社長・真田梨央(以下、梨央)は、“世界を変える100人の30代”に選ばれる気鋭の実業家。その彼女が、かつて心を通わせた宮崎大輝(以下、大輝)と15年ぶりに再会した時、大輝は刑事、梨央は殺人事件の重要参考人でした。

⚠️以下、ネタバレを含みます!!⚠️

🟢人間の葛藤を表現する(対立・感情のすれ違い)

・葛藤(大輝)

刑事である大輝が追っている事件の重要参考人は、初恋相手の梨央でした。梨央の性格を知った上で、梨央のことを信じたいという気持ちがありつつもその気持ちをかき消し、刑事という立場で取り調べをしなくてはなりません。大ちゃん(梨央に呼ばれていたあだ名)としての大輝ではなく、刑事としての大輝で梨央と接しなくてはいけない……という葛藤が、大輝を苦しめます。


・感情のすれ違い(梨央と大輝)

15年前、梨央と大輝はお互いに想いを寄せていました。しかし、大輝が梨央に告白したとき、梨央は「自分は事件と関わっているかもしれない」という不安や恐怖を抱えていた状態でした。
このタイミングじゃなかったら、二人は幸せに結ばれていたはずなのに…と、観ていて涙が止まりませんでした。


・葛藤(加瀬)

連続殺人事件の犯人は、加瀬(「真田ウェルネス」の弁護士)でした。
最終回、加瀬は大輝に事件のことを話します。大輝の「なんで一線を踏み越えた?踏み越えてまったら戻ってこられんやろ。」という言葉に対し、加瀬は「法律では守れないものがあるからです。」と答えました。

法律を正しく使って守る「弁護士」でありながら、弁護士だけではなく人としての一線を越えなければ梨央を守ることができないと感じたときの葛藤は、とても大きいものだったと思います。


🟢シャレード

梨央、加瀬、梓(梨央の母)の3人で食事をとり、梓が先にその場から去ります。その瞬間に梨央は、立ち上がって軽く体をほぐす動きをし、「急にお腹空いてきた。」と加瀬に言います。梨央の緊張が解けたことが、行動とセリフによって伝わりました。


🟢セリフは嘘つき

殺人事件の証拠品として、(15年前に大輝が梨央にあげた)お守りが出てきたと大輝は梨央に伝えます。梨央は「覚えていません。」と言いますが、指がかすかに動きます。「動揺」が感じられますね。

寮で何かあったのかと梨央が達雄(梨央の父)に尋ねたとき、達雄は「大したことじゃない。」と嘘をつきます。本当はその日、寮で事件が起こっていましたが、推薦入試に専念してほしいという達雄の想いから、その出来事を隠していました。

優(梨央の弟)は梨央に、自分の携帯電話を渡し、「なかに怖いものが映っているようだから、代わりに確認してほしい」と頼みます。その動画には、15年前の事件の一部始終(優が梨央を守ろうと、ある人を誤って刺してしまった場面)が映っていました。優は記憶障害があり、そのことについては覚えていません。

すべてを知った梨央は優を守り抜くことを誓い、動画を削除し、優に「大丈夫。何も怖くなかった。でも消しといたでな。」と伝えます。


🟢ゆっこが思うこと

この作品では、「最愛の人を守るためについた嘘」がたくさん出てくるように感じます。
そして、「最愛の人を守るために生まれた事件」も起こってしまいます。

最愛の人(梨央→優、達雄→梨央と優、加瀬→梨央、大輝→梨央)


加瀬の行った事実は「殺人」ですが、その背景には、最愛の人(梨央)を守るために行っていたという真実がありました。

この作品の「真相は、愛で消える。全ては、愛するがゆえに。」というキャッチコピーが、心に重く、深く、響きました。殺人事件という一言で片づけるには、あまりにも心苦しいですね。


愛するとは何か、守るとは何か、という本質を考えさせられるドラマでした。
実は大切なことほど、正解なんてないのではないか…と思いました。


加瀬は最後、梨央のことを想い、姿をくらまします。

これは私の想像ですが、もし加瀬がその後捕まり、事件の詳細が世に出たとします。すると世間では、加瀬は最低な奴だという印象しかないのだと思うし、もし私もそのニュースを見たら同じことを感じてしまうのかな…と思います。

私たちの社会にも日々様々なニュースが飛び交っていて、そこには殺人事件もあります。殺人は当たり前にしてはいけないことですが、その行動に至るまでの真実は、ニュースを見ただけでは分かりません。もしかしたら、誰かを守っていたかもしれないし、その犯人への誹謗中傷から、誰かが傷つくかもしれない…色々な「かもしれない」がありますね。

私は、事実だけを見ていて真実が分かっていない者があれこれと言うのは、違うのではないかと感じました。


…以上です!

本当に本当に素晴らしいドラマで、出会えてよかった作品だなあと今noteを書いていて改めて感じました。

あ!それと先月、松下洸平さんのLIVEに行ってきたのですが、そこには井浦新さんのお花がありました!素敵ですね😢❤

「か、か、加瀬さん…!!!」って言いながら、泣きました。(笑)



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!

今回で、私が担当するnoteは最後になります。寂しい…。

noteを書くという経験は初めてだったのですが、授業で学んだ内容を改めて書くことで再確認できたり、自分の感じていることや日々の何気ない出来事、自分の好きな作品のことについて書く楽しさも知ることができたので、note担当になって本当に良かったと思いました!

ここにはもう載せることはできないですが、また違うところで書いてみようかな…と考えたりしています!


ありがとうございました!


次はちまきさんお願いします✨

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