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授業レポート 第5回

こんにちは、ちまきです!
順番に記事を書くnote班のリレーも2周目に入りました。みなさんお久しぶりです!

朝は冷え込んだり昼は強い日差しが射しこんだりと気温差の大きい日々が続いていますね。
皆さん体調は大丈夫ですか?
よく食べよく寝て、健康に過ごしたいですね!

今回の授業

企画・プロットの再講評

受講者全員が学期末に書き上げる予定の映像シナリオ。
企画・プロットを修正したものを、再度小林先生に講評していただきました。

学生が書いたものに対して、
・この現象に主人公はどう思っているのか?
・主人公がこの決断をした動機はなんだろう?
・このシーンにはこういう葛藤があるのでは?
などなど

作品を面白くするために、一緒に深掘りをして展開を広げるヒントを与えて下さる小林先生の講評。

自分の作品についてお話をいただくと、「そういう視点もあるのか!」と新たな発見を得ることができます。
他の学生に対しての講評を聞くだけでも、学びになることがたくさんありました!

感情のすれ違いについて

授業の後半には、「感情のすれ違い」についての講義が行われました。

感情のすれ違いとは、たとえば

・自分と性格・価値観が合わない。
・良かれと思ってしたことで、相手を傷つけてしまった。
・本当は相手のことが好きなのに、言えない。

など、人物と人物の間に感情のズレが生じることです。

感情のすれ違いのひとつ
「良かれと思ってしたことで、相手を傷つけてしまった。」
について、
小林先生はアニメーション作品
「ふたりはプリキュア」(東映アニメーション、2004-2005)
の第8話を例に挙げて説明してくださいました。

第8話のあらすじ(東映アニメーション公式HP)

この”なぎさとほのかのすれ違い”のように、
人物と人物の間に「感情のすれ違い」を生じさせ、丁寧に繊細に描く
ことによって作品に人間ドラマが生まれ、深みが出ます。

好きな作品について

今回授業で挙げられた「感情のすれ違い」をきっかけに、私ちまきの好きなアニメ作品についてお話させてください!

2012年からアメリカで放送されていたアニメーション作品
「Gravity Falls」
日本放送版タイトルは
「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」
海外アニメですが、ご存じの方いらっしゃいますでしょうか?

物語の舞台はアメリカにある架空の田舎町「グラビティフォールズ」。そこでひと夏を過ごすことになった双子の姉弟が数々のSFミステリーに立ち向かっていく様子と共に家族愛や友情を描くコメディ作品です。

この作品にも、印象的な「感情のすれ違い」が描かれる場面があります。

気弱な少年・ディッパーとその大叔父さんのすれ違いです。
大叔父さんは家の雑用をほぼディッパーにやらせています。
「家には双子の姉もいるのに、なぜ僕にばかり厳しく当たるのか」と疑問に思うディッパーは、「大叔父さんは僕のことが嫌いなんだ」と思い込み傷ついています。

しかし、大叔父さんには子どもの頃いじめられていた過去がありました。
弱虫で、いじめっ子に暴力を振るわれていた大叔父さん。
でも父親が自分を鍛えてくれたおかげで、誰かを守れるようになるまで強くなることができた。
だからこそ大叔父さんは、気弱なディッパーが強くなるために鍛えていたのです。

ディッパーが大叔父さんの本当の気持ちを知ったとき、物語が大きく動き出します。
そしてこの家族愛こそが、物語が佳境に入るにつれて重要なカギとなっていくのです。

「良かれと思ってしたことで、相手を傷つけてしまった。」
に、視点は違えど当てはまるのかもしれませんね。

「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」には、他にも名シーンがたくさんあります。
ティーンの入り口に立った12歳の双子が様々な葛藤を抱えながら成長していく姿に胸を打たれること間違いなし。
興味のある方は是非ご覧ください!


ちまきはティーンの成長物語が大好きです!
オススメの作品があったら教えてくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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