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10月28日独り言朝刊ニュース

日経新聞の朝刊から気になるニュースを抜粋。

"日本企業、好決算相次ぐ"

東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは、27日2023年3月期の連結純利益が前期比7倍の559億円になる見通しだと発表。従来予想を206億円上回る。有料優待券や商品などの販路拡大で客単価が上昇。主力のテーマパーク事業に加え4月に開業した「トイ・ストーリーホテル」を含むホテル事業も増収となる。
また3年ぶりに大規模なクリスマスイベントを開催するなどさらなる入園者数の拡大を狙う。

信越化学工業は27日、2023年3月期の連結純利益が前期比36%増大の6,800億円と2期連続で最高益を更新する見通しだと発表。従来予想を920億円上回る。住宅の配管などに使う塩化ビニール樹脂の値上げや、半導体用シリコンウエハーが伸びる。円安も増益要因になる模様。
売上高は30%増の2兆7,000億円、営業利益は39%増の9,400億円を見込む。

アドテストが27日発表した2022年4-9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2倍の711億円だった。売上高は46%増の2,748億円。
高機能化やEV向けなどの需要増加を背景に半導体メーカーなどの投資意欲が根強く、試験装置の販売が大きく伸びた。

武田薬品工業は27日、2023年3月期の連結純利益が前期比33%増の3,070億円になる見通しと発表。売上収益は10%増の3兆9,300億円。
主力の消化器系疾患治療薬の販売が米国中心に伸びている他、円安効果が利益を押し上げる。

HOYAが27日発表した2022年4-9月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%増の954億円だった。売上収益は14%増の3,642億円。コンタクトレンズや眼鏡レンズが伸び、半導体関連部材も顧客の活発な投資を追い風に出荷が拡大した。ハードディスク向け基盤は特需の反動で低調となった。

富士電機は、27日発表した2022年4-9月期の連結決算は、純利益が前年同期比45%増の202億円の過去最高益だった。売上高は12%増の4,771億円。
電力の安定供給や最適化を担う電源システムがデータセンターや半導体メーカー向けに伸びた。EV普及でパワー半導体も好調だった。

東京ガスは27日、2023年3月期の連結純利益が前期比23%増大の1,180億円となる見通しだと発表。7年ぶり最高益となる。売上高は52%増の3兆2,730億円と従来予想を3,250億円上回る見通し。
オーストラリアで手掛ける液化天然ガス開発など資源開発事業からの利益が上振れする。


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