無力だ
買い物に出かけて、もうすぐ25になる男が、母の経済力なしに何も買えないのは無力だ
店歩く人たちも、商売をせし従業員たちも、どれもが金によりて繋がっている
屈強な男子諸君に麗しき女子たち
子連れの者らをみるに、我打ちひしがれる
なんてことだ
こいつらは我より年下なのだ
年下が増えていく
しかもそれらが立派な大人で稼いでいる
その金で何かを買い、立派に生きている
ああ、肩身が狭い
狭すぎる
憎き老人どもをみると逆に気が楽になるくらいに
弱者だ
老人どもが我より弱きものだと思えて、社会的にみればもう役に立つことは殆どなく逆に荷物であろう、我より下がいると思えて気が楽になる
老人を差別しているわけではない
年寄りに優しい社会はいいと思う
社会にその余力があればの話しだがいいと思う
子供たちをみるに、もう我はそこにはいないのだ
我はもう子供ではないのだと実感させられる
そして、子供はそれでよいのだと思える
子供のうちは、子供でいていい
親に家族に全部して貰って、周りもおおめにみてやればいい
まぁ悪い事というか社会的にダメな事、道徳に反した事はしてはいけないが、経済的に自立出来ないし、稼げないのだから、親が家族が大人たちが面倒をみてやればよいのだ
我は力なき存在だ
何の役にも立ってはいない
金のない私は必要ないのだ
ネットで話題になっていることや、政治的なことなどついて、考えを述べたりすることがあるが、無力だ
あれで、少し賢くなった気分になって、何か大きな存在になれた気分になっているが、ただのネット弁慶乙なのだ
リアルの世界での私は貧弱者で無力で、あまりにもよわよわしい
外の世界へ出るたびにそれを実感する
俺は、帰る家があってよかった
どこにも居場所がねえんだなと
そうして、無力を感じる
自分でやっていくなんて力強すぎる
わたしは、守られているのだ
人々に守られている
こんな貧弱者なのだ
そして、思ったことを文章にしてネットに公開することしか出来ないのだ
それが、私の仕事なのだ
そう思うことで、己を満たす
書いて、配信をして、それを以ってどうにか社会の役に立つ
それだけが今の私に出来ることなのだ
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