実験

TEAMKITで起こってる化学変化が面白い!共感と信頼とワクワクでつくる和菓子の話。

TEAMKITのプロジェクトプロデューサーのゴウキです。
ここでは、TEAMKIT内で起きている面白いコトや、一方的にお知らせしたいことなどを徒然なるままに書いてみたいと思います。

▼私について

僕は主に、Tent(TEAMKIT内のプロジェクトシェア法の総称)の立て方の相談に乗ったり、立てた後の運営やディレクションなどを支援する仕事をしています。

企業や個人の抱えている課題を表層化させ、プロジェクトという形にして、シェアすることで、今まで繋がらなかったはずの人と繋がって、奇跡のようなソリューションが生まれる。というのが、TEAMKITの立てた仮説なんですが、その仮説を無理矢理にでも検証していくために、僕ができることは全部やるというのが、僕の仕事です。

▼ニュージェネレーション和菓子を作る

「このままでは和菓子が食べられなくなってしまう。自分は和菓子でワクワクすることを仕掛けたい。でも、どうやればいいかわからないんです。」

300年以上続く、老舗の和菓子屋「大徳屋 長久」の16代目当主の久兵衛さんから、こんな相談をいただいたのがきっかけでした。

お話を伺っていくと、熱い想いと、様々な課題が積み重なっていることがわかりました。

【コンセプトが定まっていない。】
こんなんじゃダメだ!という「不」の感情と認識はあるけど、なにがダメかわからない状態でした。
つまり、何をやるのか?なにを目指すのか?コンセプトが定まっていなかった。そこで、コンセプトを一緒に作ることから始めました。
【リソースも人脈もない。】
コンセプトを定めた結果、商品開発とその商品によるリブランディングを目指すことが見えてきました。
しかし、和菓子一筋でやってきた和菓子職人の久兵衛さんには、商品開発とリブランディングに必要な知識、技術、人脈、そして、それらを外注するためのお金もありませんでした。
そこで、TEAMKITを利用して、共感ベースで一緒に動いてくれる仲間探しを行い、ブランディングを少しづつ進めていくことにしました。
(このときはTEAMKITはクローズドβ版でした)

そうすると、ポツリポツリとお手伝いしたいという方が集まってきました。

目新しさもあったと思いますが、久兵衛さんのキャラクターや想いが、TEAMKITを介して伝わり繋いだ縁だと思います。

▼価値観と価値交換がキモ

さて、「金なし人無し縁もなし」のないない尽くしの和菓子屋さんでしたが、上段の話のとおり、人と縁は確保できました。

しかも、かなり優秀な方ばかり。

ここで、疑問が浮かぶはずです。

「お金ないのに、どうやって人が集まるのか?報酬はどうしたのか?」

真っ当な疑問です。

▼色々な価値交換の方程式を作る!

TEAMKITでは、お金以外の価値交換の手段(報酬)を積極的に認めて、作っていくことを推奨・応援しています。

今回の和菓子さんの場合もまさにそうで、仲間になってくれた方には、レベニューシェアや、現物支給などのお金以外の方法で報酬を渡しています。

意外かもしれませんが、お金で繋がった仲間より、お金以外の価値交換で繋がった仲間の方が、当事者意識をもって仕事にあたってくれる。つまりワクワクして関わってくれるので、そこから生まれるソリューションも、通常では生まれないような高クオリティのものが出来上がります。

その後の関係値も良いので、拡散集客の面でも有利に働くんじゃないかなーと思っています。

▼CampfireとTEAMKIT

とはいえ、商品のパッケージやwebページなど、どんなに小さく始めようとしても、お金は必要になります。

そこで、クラウドファンディング(campfire)を利用して、必要資金の捻出と認知拡散を狙うことにしました。

思っていた以上の反響で、多くの共感者が生まれ、それぞれがそれぞれなりの方法で応援してくれています。

よくよく考えると、クラウドファンディングって集まる「お金」に注目されがちですが、実は人も集まります。

TEAMKITは、「仲間」を集めるクラウドファンディングみたいなものなので、かなり相性がいいのかもしれません。

▼まとめ

TEAMKITを使うと自分が提供できる報酬の形や量によって、いろんな仲間が集まり、そしていろんな形のチームができる。

そして、そのチームが生みだしたプロダクトを実現するために、campfireが用意されていて、熱量や共感強度、リターンの魅力に応じてお金は集まり、さらに人まで集まる。

熱量や、共感強度、価値交換の方程式の魅力度にに応じて、人が集まりお金が集まるという図式は、当たり前なんだけど、すごく素直で気持ちがいいコミュニケーションだと思う。

TEAMKITとcampfireの連携は必然性すら感じるので、今後このフローは最適解の一つとして、TEAMKIT内でスタンダードになると思っています。

困ったことや、やりたいことはあるけど、始め方がわからないって人は、まずTEAMKITから始めてみてください。

僕に相談してもらえれば、冷やかしでない限り全力で支援します。

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