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柊夜ノ介 逆転告白

 逆転告白、パラと好感度管理がめちゃくちゃ難しかったんですが……。もはや精神的にときめいている暇がねえ。こっちを立てればあっちが立たずという感じで自分の義母と妻の間で揺れる夫の気持ちはこんなもんかね、みたいな感じ。乙女ゲーの感想としてだいぶ間違ってる気がするけど。

 いや、そもそも逆転告白条件の好感度マックスって難しくね?なんか油断するとすぐアーチ載っちゃうし、最後のバレンタインに何のチョコあげて調整しようかとかまで考えるのほんと難しかった。わりと卒業間近は最後のダメ押しにパラ上げしつつゆったり過ごしたいタイプなんですが(だんだんデート自体に飽きてくるし)、今回は最後の最後まで夜ノといのりんをデートに誘いまくり、タッチの量もいろいろ調整しつつもう気が抜けねえじゃねえの、進路とかもう考えてる暇ないんですけど、のいっぱいいっぱいなマリィだった。やっと夜ノの逆転告白みれたけど、ときめきというよりも達成感でいっぱいだよ、わしゃやりきった。

 夜ノさんの逆転告白を狙って始めた三週目ですが、夜ノ通常告白(好感度上げすぎた)、誰も迎えに来てくれない卒業エンド、いのりん通常告白、いのりん逆転告白(なんでかわかんないけどいのりんが迎えに来た)、と右往左往して、「もう無理なんじゃないか、夜ノが私を逆転までして迎えに来てくれることはないんじゃないか」と諦めた頃にやっと達成できた。三年目の後半を何度やり直したことか……。

 さて、本題の夜ノさんの逆転告白は……、重かった。この人は持って生まれたカリスマ性とど根性と運がもの凄くて、かつ、努力の才能もあるからその才能を余すところなく生かしていると思うんだけど、自信がないのだね。なんていうアンバランスさ。親がよっぽど厳しいんだろうか。小さい頃から子役→看板役者として重責背負ってきたから甘える期間が足らなかったんだろうか。
 十分すげえよ、アンタって思うし、マリィも褒めてるけど本人だけが全然信じてくれない。ただマリィが傍で笑ってくれることが彼の生きる指針らしい。ってことは、この人は周囲の批判や尊敬を一身に集めてきてそれが通常になっているのだなと感じる。混じりけのない親愛のみ信じられる。上から目線も下から目線もいらぬ。ただの水平な関係が欲しいってことなんかなあ。
 だからマリィが夜ノさんのことを素人目線で単純にすごいすごいって言ってるときはうまくやっていけるけど、仮にマリィが劇団に入団して舞台役者として経験を積んで本当に役者としての夜ノさんの凄さを実感して「尊敬」するようになってしまったら関係が崩れてしまいそう。エンドで劇団のお手伝いしている描写もあったけど、「マリィ、劇団に入れ込むのはほどほどにしときや……。それか裏方に徹するんやで……。」とおばさんははらはらしながら読みました。

 いのりんの逆転告白はなんで来たんってびっくりしたこともあって、あんまり覚えてない。(ひどい)

 てか、メラメラ男子の普段の様子が変わるともう少し面白いんだけどなって思う。エンドが変わるだけな印象でちょっと薄いな、というシステム自体への注文をつけておく。

 次はそろそろ王子を落とそうか。

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