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【ニブセキの息子】寝る前に、可愛さ余って意地悪したくなってしまう

二分脊椎症の息子3歳が寝るときは、両足に夜間装具を取り付ける。息子にとってはこれが寝る時間の合図。もっと遊びたいと駄々をこねる日以外は、添い寝をしてくれる妻と一緒になんとなく寝室に向かってくれる。

夜間装具では立って歩くことができないので、寝室まではハイハイで。息子が入るところを、リビングからそのまま「バイバイ。おやすみー」と見送ればいい話なのに、つい、おちょくりたくなってしまう。

寂しいね、寂しいねえ

これは本当に私の性格の問題。おやすみをするときに、息子の顔をじっと見ながら、1割くらい泣きそうな表情で「今日も楽しかったね。明日もまたいっぱい遊ぼうね? ああ、寂しいねえ?」と、泣かせるようなことをついつい、言ってしまうのだ。息子3歳は当然、泣きそうな口になってしまう。妻が「またー。ねえ、意地悪だよねぇ?パパ」と息子に声をかけ、気を取り直してもう一度おやすみをするというのがお約束になっている。

私には弟がいるが、小さいときの弟と似たような感じで接してしまうんだろうな。友だちにはそういうこと、怖くてできなかったから。

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