【考えごと】文章の締め方
最後に「以上」
どこかのお偉いさんが不祥事に対する謝罪文を部下たちに手書きでしたためたところ、最後に「以上」と書いてあったがためにものすごく印象が悪くなってしまい、やり玉に挙げられてしまったというニュースを聞きました。
せっかく本人なりに頑張って?書いた謝罪文がさらなる炎上の火種になるのは、本人も本意ではなかったと思います。このご時世、手書き自体が絶滅危惧種だと思いますし、そうやって書いたことは本人なりに考えてのことだったんでしょうが…
あらたまった手紙であれば筆者の属性や書き振りに即して「敬具」「草々」「かしこ」などとすればいいんでしょうが、謝罪文を書くことはなかなかありませんから、締め方は難しいですね。
「では。」もなかなか怖い
めちゃくちゃ個人的ですが、ブログなどの最後に「では。」と書いてあるときも、なんとなく怖さや突き放された感じを受けてしまいます。「わたしは書きたいことを書いてスッキリした。きょうのところは終わりです。さようなら」と言って、席を立って去るところまでが思い描けてしまうというか。
noteで言えば、最後のまとめはどうか
noteの記事の書き方のスタイルの一つに、最後にまとめを書くというものがあります。noteを書き始めてからずっと迷っているのですが、まとめスタイルには踏み出せずにいます。
なぜならば、最後まで読んでもらったのに、またあらためて同じような内容を時間をかけて読ませて、そんなに内容を植え付けたいのかと思ってしまうからです。
自分で書いたことがちゃんと消化できているかをみずから確認する場にはなると思いますが、それは別に公開してするものではないと感じてしまいます。
生意気書きましたが
noteを始めて半年足らずの新参者がえらそうに書いて申し訳ありません。さんざん書き散らかしましたが、文章の締め方について正解を持ち合わせているわけではありません。受け取り方は人によって本当にさまざまだと思います。
それこそ、紋切り型にしないで、個別具体的にやってみるしかないのかなーと思っています。だからこそ、文章を書くのは楽しいんですけどね。こう書いたらこう受け取られる、でも、言いたいことは伝えたい、みたいな思いをふくらませていくことが楽しいのです。
以上。