【ニブセキの息子】医療的ケア児の保育園探し
この夏から1日5回の導尿と、夜の浣腸が始まった息子2歳。春から始めていた保育園探しも、アプローチを変えなければならなくなった。
それは、導尿をしてくれる環境があるかどうかのリサーチ。息子は発達に遅れがあると認められる際に受ける療育手帳を交付されていることもあり、就労ではなく発達支援の枠組みでの入園を考えている。
現時点で妻が働く予定はないが、普段は導尿やら浣腸、装具着脱など普通にこなすのにも地味に負担がかかっているので、できるならば、導尿のタイミングで親がその都度出向くことは避けたいと思っている。
導尿ができるのは家族か看護師だけ
とはいえ、導尿は医療行為なので、保育園でできるのは家族か、医師の指示を受けた看護師に限られている。そうすると、選択肢は看護師がいる園に限られ、非常に狭まってしまうのだ。
しかし、保育園に直接電話して見学に行っても、「お母さんが来て導尿されたらどうですか」「それは医療的ケア児、とまでは言えるんですかね…?」とか、電話の段階で「導尿とはなんなのか分からない」と言われて先を話すのもうんざりしたりと、希望をかなえるのはなかなか難しいと感じている。
立位・歩行が現時点で難しいことについては、今まで見学した園でもかなり理解してもらっていて、加配の先生についてもらうとか、遊び方を工夫してもらうとか、さまざまな提案をしてもらった。
しかし、導尿は私たちがいない限り、看護師にやってもらうしかない。導尿をしてくれる看護師さんがいる保育園、あるいはその時間だけ来て導尿してくれる保育園。それを、こちらでローラー作戦で探すのは無理がある。
保健センターに相談…少し光が?
そこで、医療的ケア児の保育の相談先として掲載されていた保健センターに電話してみた。担当者の方は親切に、私たちの住まいの近隣で、看護師または保健師がいる保育園を紹介してくれた。
そこから電話をして見学して…という流れは変わらないが、候補の絞り込みには大変役に立った。
うちの自治体の場合、支援が必要な子どもの園の申し込みは、通常よりも締め切りが早い。なんとかうまく情報収集、見学を進め、希望をかなえられたらと思う。