2019年8月のまとめ(13ヵ月目)
8月もあっという間に過ぎていきます。本当に時間が過ぎるのは早いですね。いつも記事を読んでいただき,本当にありがとうございます。
では,今月もよく読まれた記事やアクセス数,売り上げや今後の展望を書いていきたいと思います。
教育のアウトソーシング
今月,いちばん読まれた記事は「教育のアウトソーシング」でした。この記事は,子どもたちの様子を見て感じたことが発端となっています。学校の中で方法論や手続きが意外としっかりと教えられておらず,できるまでのトレーニングが家庭や塾,習いごとで行われてしまっているように思います。
誰かが始めないとものごとが進まない
2番目にアクセスが多かった記事は,「誰かが始めないとものごとが進まない」です。「そんなの当たり前じゃないか」「そんなのは○○ではない」というところに最初に切り込んでいくのは予想以上に難しいことです。しかし,そういう人の後に道ができ,多くの人が通るようになっていきます。しばらくすると,その道が通っているのが当たり前に思えてしまうのですが,最初に通った人のことは,時々思い出してみるのがよいと思います。
タバコを吸う人は一定方向に性格が変わっていく
3番目にアクセスが多かった記事は,「タバコを吸う人は一定方向に性格が変わっていく」です。生活習慣がパーソナリティを変えていくのかどうかという問題は,永遠の課題のような謎なのですが,喫煙の習慣を実際に続ける人は,一定の方向に変わりがちだという研究があります。とはいえ,変化の量はおおきくないのですけどね。
結局は地道な勉強が創造性を助けるという話
4番目にアクセスが多かったのは,「結局は地道な勉強が創造性を助けるという話」です。物事に詳しい人よりも,あまり知らない人のほうが良いアイデアを出すことができるのではないかという根強いイメージがあるようですが,本当にそうだろうかということを書いています。
豊かな子どもほど年を取ったときに左右対称の顔になる?
5番目にアクセスが多かったのは,「豊かな子どもほど年を取ったときに左右対称の顔になる?」です。経済的な豊かさが,心理的な特徴だけでなく顔の形にも影響する可能性があることを報告する論文です。とはいえ,その関連が生じるのは,時代背景もあるように思いますけれども。
その他アクセスが多かった記事
その次にアクセスが多かったのは,成長後に開放性のパーソナリティ特性が高くなる要因について書いた「大人になった時に開放性が高くなる子どもの特徴は?」です。
また,「至る所にある手段の目的化……本末転倒な現象」では,「この数値だけ」「この基準さえ」「これだけで評価すれば良い」という評価がされるときには,必ずといっていいほどその裏をかくような達成方法が出てきてしまうということを書きました。
「日本の喫煙者は外向的」は,海外の研究成果とは違い,日本では外向的な人ほど喫煙しやすい傾向があるという研究について書いています。
「我慢できないのはどっち?」は,「この指導をするのはおまえのためだ」という指導が,実は自分の責任回避であったり,効果を本当に見ていなかったり,そういうことがあるのではないかという話について書きました。
「生まれた季節でIQは変わるのか?」という記事もありました。これも素朴な疑問としてよくあることなのですが,実際に生まれ月と知能指数との関連を検討するとどうなるかという話です。
そのほかにも記事をアップしましたので,良ければ見てもらえれば嬉しいです。
アクセス数グラフ
さて,少し久しぶりに,アクセス数をグラフに描いてみようと思います。
2019年8月の各記事のアクセス数を縦軸にとり,多い順に並べたグラフが次の通りです。一番アクセスが多い記事から順に下がっていきますが,途中で急激に低下します。これは,今月アップしたものではない記事へのアクセスを表しています。
こちらがnoteに書き始めてからのアクセス一覧です。これだけ記事が蓄積すると,きれいなロングテールを描いてくるということがわかりますね。
ちなみに,最初にこのグラフを書き始めたのは昨年10月でした。そのときは下のような形のグラフでした。成長前,成長後のようですね。
アクセス数・売り上げ
さて,今月のアクセス数です。
ここから先は
日々是好日・心理学ノート
【最初の月は無料です】毎日更新予定の有料記事を全て読むことができます。このマガジン購入者を対象に順次,過去の有料記事を読むことができるよう…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?