2021年6月のまとめ
2021年も半分がすぎようとしています。この半年間,皆さんの生活はいかがだったでしょうか。7月はいよいよオリンピックが予定されています。この前後で,国全体の雰囲気がどう変わるか,といったことにも興味があるところですね。
順位の変動
さて,このnoteの記事へのアクセスを見ていて,面白い結果が出てきたのでそのことについてまず触れてみたいと思います。
私がことまで書いた記事の中で,全体をとおしてずっとアクセス数が1位だったのは,『遺伝率が8割ということは両親の身長で子どもの身長は決まるのですか』というタイトルの記事でした。
ところが今年に入って順位の変動が見られました。『良いリサーチクエスチョンを立てるためには』という記事へのアクセスが,不動の1位と思われた記事へのアクセス数を追い抜いたのでした。
どの記事がどれくらいのアクセス数を集めるかというのは,本当に予想がつかないものだなとあらためて感じました。
今月の記事ランキング
では毎月恒例となりましたが,今月投稿した記事の中で,多くのアクセスを集めたものを振り返ってみたいと思います。
第5位
2021年6月の第5位は『情動知能(EQ・EI)とダークな性格との関連』でした。マキャベリアニズム(他の人を自分のために操作する),サイコパシー(冷淡で共感性に欠け人の痛みを感じない),ナルシシズム(自分を高く評価して周囲の人にもそれが当然だと求める)の3つのパーソナリティ特性が,情動知能に関連するのかという研究の紹介です。
第4位
第4位は『選択を変えたほうがいいですか?』です。「モンティ・ホール問題」と呼ばれる簡単ではあるものの奥が深いクイズについて,さまざまな角度から1冊にまとめられた本の紹介です。
第3位
第3位は『運動は高齢者の精神的健康にとって重要』です。記事の内容はタイトルの通りなのですが,高齢者にとって適度な運動は,身体的な側面だけでなく認知的な側面にもよい効果が期待できそうです。
第2位
第2位は『望ましい効果と副作用』です。目的とする効果であっても副作用であっても,それが役に立つと判断されれば効果があると判断されますし,望ましくない反応であれば副作用だと判断されてしまうという問題についての記事です。
第1位
第1位は,『役に立たない科学が役に立つ』です。同名のタイトルの書籍の紹介記事でした。
今月のアクセス数
では今月のアクセス数です。
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