2021年1月のまとめ
2021年も1ヶ月が経過しようとしています。いや,本当に早いものです。1年前を思い出してみましょうか……2020年1月31日は,新型コロナウィルスによる肺炎の13例目が出たという報告がされた日でした。
また同じ日に,無症状なのにPCR検査が陽性になったというケースも報道されています。
いまでは数が多くて「当たり前」になってしまったことが,1年前は全く当たり前ではなかったということに,改めて気づきます。いや本当に,たった1年前のことなのに,すっかり忘れてしまっていますよね。
日本だけではなく世界中が大きく変わってしまいましたね。人生ではこういうことも起こることがあるんだ,ということを突きつけられた1年間でした。
今年はこれから,どうなるのでしょうね。オリンピックは開催されるのでしょうか……。
読まれた記事
では今回も,今月投稿した記事のなかで一番読まれたものから順番に紹介していきたいと思います。
第1位
一番読まれた記事は『もうダメかも』です。この記事は,『もうダメかも――死ぬ確率の統計学』という本の紹介です。さまざまな死ぬ確率を,マイクロモートという独自の数値で紹介していく内容です。
第2位
第2位は『権威主義者の性に関連する態度』です。従来の道徳的価値観に固執したり,確立された権威に従順な態度を取ったりするのを権威主義と言います。この権威主義傾向とさまざまな得点との関連を検討しているのですが,その中で性的な態度との関連も報告されています。
第3位
第3位は『性に奔放な男性はお酒をよく飲む』です。ソシオセクシャリティ(sociosexuality)という言葉でよく研究が行われているのですが,これは情緒的な交流がなく性的な関係をもつ傾向のことを指します。そして,この傾向には飲酒が関連するという研究を紹介した内容です。
第4位
第4位は,元日にアップした記事『どうして新年の抱負を考えてしまうのか』です。正月だけじゃなく,誕生日とか進学とか,新たな気持ちになるときには何かを決意しがちなのだそうですよ。これをフレッシュスタート効果と言います。
第5位
第5位は『性格は自分が使う言葉にあらわれる』です。ブログのなかで使われる単語とパーソナリティが関連するのかを検討した研究の紹介です。
その他,過去の記事でも1月によく読まれたものがありました。
たとえば,『良いリサーチクエスチョンを立てるためには』です。研究をやってみようと思うときには必要なことですが,なかなか簡単にできることではありませんので,コツが必要です。
また,『遺伝率が8割ということは両親の身長で子どもの身長は決まるのですか』も,今月によく読まれた記事のひとつです。もっとも,この記事はこれまでの全期間を通じていちばん読まれた記事でもあるのですけどね。
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