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朝と夜中ではtweetしがちな話題が違う

最近デザインが変わってしまいましたがパソコンのブラウザでツイッターの画面を開くと,自分がツイートしがちな時間帯がわかったりしますよね。

自分自身ではそんなつもりはないのに,データが蓄積すると,自分自身の生活リズムがそこに現れているようで面白いと思います。仕事や家庭の都合でアクセスしない時間帯もありますし,そういうところには自分の意図ではなくて違う要素がかかわっていそうですよね。

学生の皆さんの話を聞くと,けっこう裏アカウントを持っていて「裏アカウントとそうではないアカウントでは違う自分を出しているはず」だと主張されます。そういう話を聞くと,そういう自分の意図ではない,行動の痕跡が蓄積していくのもSNSなのですよ,と言いたくなるときがあります。

毎日のリズム

ツイッターの書き込みには,毎日のリズムが反映するのでしょうか。この研究は,そんなことを試みています。この論文(Diurnal variations of psychometric indicators in Twitter content)です。

8億ツイート

この研究では,イギリス全土の54の都市におけるTwitterのツイートを,毎時間収集しています。あいさつやリンク,ハッシュタグなどを除いて,最終的には800,000(8億!)ものツイートが分析対象となりました。

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