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男女で異なる性格の喫煙への影響
日本で喫煙することは,ますます「肩身が狭い」という印象になってきましたね。
厚生労働省は国民健康・栄養調査という調査報告をしているのですが,残念ながら2020年,2021年は新型コロナウイルス感染症のために調査が行われていないようです。
令和元年の調査では,現在習慣的に喫煙している人の割合は,男性27.1%,女性7.6%,男女で16.7%でした。そして,喫煙している人のうち女性の約30%,男性の約25%が,禁煙したいと考えているそうです。
男女
国内だけでなく海外でも,全体的に男性よりも女性の方が喫煙率は低く,また本数も少なめです。さまざまな要因があるかとは思いますが,もしかしたらパーソナリティとの関連も,男女で変わってくるかもしれません。
これまでもビッグ・ファイブ・パーソナリティと喫煙との関連は検討されていて,だいたい神経症傾向の高さや勤勉性の低さが喫煙に関連するとされています。
では,喫煙者を対象にした調査の分析を見てみましょう。1日に吸うたばこの分数をパーソナリティで男女別に予測する研究です。こちらの論文です(Personality predicts smoking frequency: An empirical examination separated by sex)。
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