「幸せとは何か?」-ちるふるな幸福論 第3章
2章以降は、1章のような幸福論になぜ結論付けたのか書いて行きたいと思います。
■英語で「幸せ」は、「Happiness(ハピネス)」だけじゃない?
あなたの幸せとは何ですか?
英語で幸せを表すと「Happiness(ハピネス)」と「Well-being(ウェルビーイング)」を足した物となります。
ChatGPTさんは、2つの違いを以下のように言っています。
『
「Well-being(ウェルビーイング)」と「Happiness(ハピネス)」は、どちらも個人の生活の質や満足度に関連していますが、それぞれの概念には異なる側面があります。
Well-being(ウェルビーイング)
全体的な健康と生活の質: 身体的、精神的、社会的な健康や安定性を含む広範な概念です。
持続的な状態: 長期的な満足感やバランスの取れた生活を指します。
多次元的: 健康、経済的安定、人間関係、仕事の満足度、環境など多くの要素から成り立っています。
包括的: 個人だけでなく、コミュニティや社会全体の福祉も考慮に入れることがあります。
Happiness(ハピネス)
感情的な幸福感: 喜びや満足感、ポジティブな感情の状態を指します。
一時的な状態: 短期間の感情の波や瞬間的な喜びを含むことが多いです。
個人の主観: 個人の感情や内面的な経験に焦点を当てています。
特定の瞬間や出来事: 特定の出来事や状況によって引き起こされる一時的な感情的反応が強調されます。
主な違い
範囲: ウェルビーイングはより広範な概念であり、個人の全体的な生活の質を考慮します。ハピネスは主に感情的な側面に焦点を当てています。
持続性: ウェルビーイングは長期的で持続的な状態を重視しますが、ハピネスは短期間の感情的な体験を含むことが多いです。
要素の数: ウェルビーイングは多次元的であり、複数の要素が絡み合っていますが、ハピネスは主に感情的な満足度に関するものです。
これらの違いを理解することで、個人の生活の質や幸福感をより深く考えることができるでしょう。
』
幸福にも、「瞬間的」なものと、「長期的」なものがあるということを押さえておきましょう。
自分が目指している幸せが、瞬間的な幸せなのか、長期的な幸せを得るためのステップなのか?認識することが大事です。
例えば、大会の優勝を目指して努力しているとします。
その結果、得たいのは何ですか?
・優勝の瞬間の快感ですか?
・大会優勝者と言う肩書?
・優勝トロフィーを部屋に飾ることでの心の安定?
・優勝者 地位マウントですか?
・業界での地位確立・職の安定ですか?
すべて得たいかもしれませんが、その中で一番の目的を考え行動することで、
長期的な幸せをコスパ良く得ることができるはずです。
■幸せって、結局 脳内ホルモンだよね。
「短期的な幸せ」「長期的な幸せ」の話をしましたが、「短期的な幸せ」って
結局 脳内に快楽ホルモンを得て、瞬間的もしくは継続的に気持ち良くなることですよね。
「長期的な幸せ」も毎回 安定的に快楽ホルモンを長期的に得る環境のことですよね。
人には、一人一人様々な幸福論を持っていると言いますが、
快楽ホルモンをどうやって出すかの違いですよね。
快楽ホルモンを出す方法の数だけ幸福論があると言っても過言ではありません。
人は、DNAに操られたシステムでしかないのでしょうか?
あなたの幸福論は何ですか?
■幸せ(快楽ホルモン)の正体は何か?
人類も祖先は、生き残ってきた行動・サクセスストーリーを、ホルモン等の形で私達に伝えています。
食べたり、運動したり、仲間と協力したりすることで安定的な健康的な生活を、
他者と競争し、マウントをとり、勝ち上がることで自然界で生き残る方法を教えてくれます。祖先が過去に成功した行動をすれば、ホルモンが出るようになっています。
人生と言うゲームにおいて、親も金も資産もなくても得られる、
人類の先祖から受け継ぐ「道しるべ」です。
人類の祖先は、とても優しいですね。
しかし、祖先の感覚で現代を生きていて上手くいくでしょうか?
人類史の99%は狩猟・採集の生活で、そのころの形式が今でも色濃く残っていると言うのが最近のブームです。今でも、狩猟・採集をして暮らしていますか?
(個人的には、生命が生まれた10億年分の記憶が残っていると考えています。微生物と同じ生活で幸せになれる?)
私達は、狩猟・採集中心でもありませんし、動物でもないので、快楽ホルモンにしたがって行動するだけで良いですか??? ダメですよね。
文化的で論理的な人間として、
無数の幸福論から価値観的・哲学的・社会的によく考え、自分に適した幸福論を取捨選択することが大事だと考えます。
『多くの人にマウントをとって喜ぶような、原始的で、低俗な幸福ではなく、
自らの能力を活かすこと自体に幸福を見い出す、
平和的で進歩的な幸福を追求して欲しい。』
そう願いを込めて
私の幸福論は、「自分が得意なこと、好きなこと」の探求を選びました。
⇒以上が私の幸福論です。
これ以降は、人の行動パターンついて書いていきたいと思います。
人は、考え無くてもある程度、行動することができます。
その際、どのような原理で行動するか認知することで、
無意識の行動を制御できるようになります。
無意識の行動も意識下に置くことで、より幸せになれるよう行動できます。
■閑話休題
私は、マズローの欲求5段階説否定派です。
なぜなら快楽ホルモンがマズローの言うような順番で出ると思いますか?
関係ないですよね。大事そうな欲求から適当に重ねただけです。欲求は並列です。
上位とか下位とか、マウントしたいだけ、そう思いたいだけ。バイアスです。
下位が満たされなくても、上位の自己実現も同時に満たせるように並列で目指しましょう!!!
ChatGPTさんのマズロー解説--------------------
※マズローの欲求五段階説(Maslow's Hierarchy of Needs)は、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した人間の欲求の階層モデルです。この理論は、人間の欲求が階層的に構成されており、基本的な欲求が満たされると次のレベルの欲求が現れるという考えに基づいています。以下に、各階層を説明します。
生理的欲求(Physiological Needs):
これは最も基本的な欲求であり、生存に必要なものです。食事、水、空気、睡眠、住居などが含まれます。
安全の欲求(Safety Needs):
生理的欲求が満たされた後、人々は安全性と安定性を求めます。身体的な安全、健康、財産の保護、雇用の安定などが含まれます。
社会的欲求(Social Needs):
安全の欲求が満たされると、人々は愛情や帰属感を求めます。友情、家族、親密な関係、社会的な集団への帰属が含まれます。
承認の欲求(Esteem Needs):
社会的欲求が満たされると、人々は尊重されることや自己評価を求めます。自尊心、他者からの尊敬、達成感、地位などが含まれます。
自己実現の欲求(Self-Actualization Needs):
承認の欲求が満たされると、人々は自己実現を追求します。これは、自分の潜在能力を最大限に発揮し、自己の目標や使命を達成することを意味します。創造性、自己成長、自己啓発などが含まれます。
マズローの理論は、人間の動機を理解するための有力な枠組みとして広く受け入れられており、教育、ビジネス、心理療法などさまざまな分野で応用されています。
ChatGPTさんのマズロー解説ここまで--------------------
→4章 脳の癖を掴もう