鎌倉寺社巡り1
久しぶりに朝から一人になったので、鎌倉へ。最近は鎌倉検定の勉強のために、寺社回り含め、鎌倉観光を積極的にしている。月初だし、鶴岡八幡宮へお参りに行ったら、月初の行事が行われていた。境内は小学生らしい集団で溢れかえっていた。
目指すは国宝館。鎌倉市民は無料で見学ができるのでありがたい。以前、鎌倉へ引っ越して間もない頃に一度来たけれど、複数の寺社を巡り、多少なりとも勉強をした結果、見えてくるものは変わる。鎌倉三大梵鐘の一つ、常楽寺の梵鐘、寿福寺の地蔵菩薩立像、建長寺の須弥壇など、意味を知ってみるとこうも見え方が違うものか。
次に、西御門にある来迎寺へ行ってみることにした。鶴岡八幡宮から1キロほど歩いて辿り着くも、本堂は閉まっていて、何もみることができず。ここの拝観は予約制のよう。土紋をあしらった魅力的な仏像があるので、いつか予約をして見に来たい。
11月だというのに日差しの力は強く、八幡宮までの道を戻るだけで、汗ばんできたが、そのまま小町大路を南下して、行ったことのなかった妙隆寺へ。ここは鎌倉七福神巡りの一つとしても知られ、寿老人がいるところ。こじんまりとしていて、見落とされてしまいそうなお寺だが、鎌倉時代の御家人である千葉氏の邸宅跡として知られ、日親上人が修行をしたとして知られる池がある。静かにお参り。
さらに南下して、本覚寺。ここは以前にも来たことがあったけど、その時は何も知らなかったので、改めて。こちらも七福神の一つ恵比寿様を祀っている夷堂がある。
そして妙本寺へ。本覚寺から妙本寺へ向かう際に通る夷道橋は、鎌倉十橋の一つでもある。
この辺りは鎌倉駅からほど近いが、こんなところにこんな立派なお寺があったとは。。と驚くほどに観光客はとても少ない。しかし静かで雰囲気があって、とても素敵な場所だった。派手なものはないけれど、本堂はとても立派だし、参道も綺麗。鎌倉時代に北条氏によって滅ぼされた比企一族のお墓がある。紅葉が綺麗なので晩秋におすすめ。