風の丘
悲しい別れでも
私の大切な日
闇から目覚めても
私の夜は続く
また逢おう いつの日か
あなたのための唄を
歌えるようになり
あなたに聴かせるのよ
若葉色にも負けない
海の藍にも負けない
私は今 風の唄にのせて
花びら ふわり 舞わすの
果てしない時の音は
喜びと悲しみを
憂いの河の瀬に
花と共に浮かべよう
‐死ぬことも 生きることも
みな同じ 悲しみ
ありがとう この言葉
湖を 増すだけ‐
生き抜く 強さには
続く苦しみが
光という影に
黒く染められるように
‐闇に落とされて
しまえばいい‐
朝日が昇る時
風の唄があなたに
届くと信じながら
私は風を恨む
あなたは信じない
風の唄があること
誰にもわからない
私だけの真実