北風ぴーぷー(109回目)
東京は木枯らし1号らしい。
ああ冬はこうだったな、と思う朝。
上空はC-1かC-2か。
エンジンの形状からだとC-2かな。
雲ひとつない空だからくっきり見える。
入間に降りるのかな。
EOS10Dの、これなんて言うんだろう、端子カバー?を取り替えた。
いちいち書かなかったけれどウチのEOS10Dは紆余曲折あって都合3台ある。
ちゃんと動くのは1台なので他のものはジャンクで手放そうと思っているが、ちゃんと動く1台にはボディ左横(正面から見ると右)にあるシンクロ端子などをカバーしているゴムのカバーがない。
古いカメラにはありがちだが、ゴムの部品は経年劣化で加水分解してしまい、根本からちぎれたりベタベタになってしまったりする。
これはちぎれてしまっているのだ。
動かない方には2つとも無事についているので、こいつを移植しようというわけだ。
このカバーは単にはめ込まれているだけではなく、抜けてこないようにカエシがついた形状になっていて、簡単に外してはめてという作業では移植できない。
見ると端子のある外装パネルは独立していて、ここを外せば裏側からアクセスできるから抜き差しができそうだ。
さてコイツを外すには、と観察してみる。
まずは動かない個体からカバーを外す。
端子のあるパネルにはビスが2つあって、これらを外す。
これではびくともしない。
多分裏側か下側、あるいは両方で引っ掛けられているはずと見当をつけて、下側の近い方のビス2本を外す。
それで力を少しかけると当該のパネルが動いた。
今度は背面のパネルのビス、下側の2本を外す。
力加減が難しいが、底面と背面のパネルを浮かしながら、当該のパネルを下側に外すとポロリと抜けてきた。
やはり背面パネルに押さえられるように固定されているらしい。
ゴムのカバーをドライバーなどの先で抉って抜き、パネルを戻し計6本のビスも元に戻す。
新しい方には、やり方は分かっているので同じ手順で。まあやり方さえ分かっていれば5分もかからない作業だ。
注意としては、背面と底面のパネルを浮かせる時に勢いあまって割ってしまわないように。
ほっといてもいいのだけど、ちゃんとできるものならした方が気持ちがいい。
と長々書いたのは、実はこのEOS10Dの端子カバー交換のガイダンスがネット上に見当たらなかったから。
探しきれてないだけかもしれないけれど。
まあ、こんな古いカメラの割とどうでもいいパーツなんか、いちいち交換なんかしないのだろう。
影が長くなってきた。
ここからEF20-35mmF3.5-4.5USM。
空が高く澄んでいる。
木枯らしが吹いたというから今日からは冬だ。
手足が冷たい。
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