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豚しょうが焼き
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豚のしょうが焼きは営業マン時代の昼メシの味だ。
昼は出先で食うことが多かったので、ずいぶんあちこちの定食屋とか喫茶店のお世話になっていた。
毎週決まったお客さんのところに行くので、ともない昼メシに行く店もだいたい決まってくる。
日替わりランチなんていうのが定番で「割子弁当」などと言うと聞こえはいいが、まぁそんな感じの入れ物に色々入っているというのを当時コーヒー付きで800円とかで出していた。
他によく食っていたのが「豚しょうが焼き定食」である。
安いところだと600円とかであった。
もう少し高いところだと、このセットに小鉢なんかが付いてきたり。
昼メシどきなので、ゆっくり味わって食うなんてことはなく、だいたいマンガとかを眺めつつワシワシとかきこんでおしまい。
それでも今よりまだマシだったのは、まだ携帯もパソコンもそんなに一般的なものではなかったから、まだ食ってるのか仕事してるのか分からないような状態ではなかった。
メシの量もあの頃の半分以下になっているが、ちょっと心身ともに力がみなぎっていた時代を思い出すのだ。
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