賢者タイム(119回目)
ウチにある1番安いアウトフィットを組んでみた。
Canon EOS Kiss DigitalとCanon EF28-70mm F3.5-4.5 IIである。
どちらも中古で買ったが、併せて3000円くらいだったはずだ。
カメラはジャンク扱いだったが打痕がある以外は普通に動いた。2000円くらい。バッテリーや充電器は付属しなかったが、この時代のキヤノンのデジタルは殆どが共有なので、すでに持っているものが使えるから問題なし。
レンズもこれまたジャンクにあってホコリやらチリやらがあるからということで1000円くらい。
まあだいたい3000円だ。
最近はジャンク市場に異変でもあったのか、まったくまともなタマが見つからなくなった。
というか以前ならジャンクボックスに山ほどあった古いコンデジやデジタル一眼レフが、正札を付けてショーケースに並べられるようになってしまったのだ。
ちょっと前までなら数百円で買えたものが、何千円も値をつけている。
売れるんだから仕方ないんだろうけど、前の状態を知っていると、なんとも言えない気分になる。
このアウトフィットも今ならもう少しするのかも知れない。
まあ10000円はしないんだろうけど。
多肉植物の落ちた葉から芽が出てきて成長している。
実に逞しい。
こんなふうにマクロっぽく撮れたりする。
0.39mまで寄れるのだそうな。
画角的には100mmくらいのマクロだ。
SNSなんかでよく議論になってるのを見かける。
カメラなんて好きなものを買えばいい。
100万を超えるようなものもあるけれど、初心者だろうがなんだろうが買えるなら買えばいいのである。
こんなことを言うと身もふたもないが、撮れる写真に大差ない。
どこかの看板や駅貼りのポスターに使うとかなら話は違うがA4くらいのプリントにするなら、このカメラも100万するカメラもそんなに変わらないのである。
WEBが着地ならなおさら。
安いからといって青いものが赤くは写らないし、高いからといってなんとか賞がいきなり獲れたりもしない。
ただ楽器なんかもそうだけど、いいヤツを買うとモチベーションが高まるのは事実。
でもまあ、なんていうか。
こう言う遊び方もいいんじゃないか、と。
あまりお金かかんないしね。