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サジタルコマフレア

僕が勝手に「クリオネ」と呼んでいる収差。
『正確には「サジタルコマフレア」と言って、中心から放射線状にグルグルと回転するようなボケが出る事を指す。
もっと言うとコマ収差に非点収差の円周上の流れが加わっている状態』
である。
このボケがレンズの絞り羽根形状などによって円形にボケたり、この様にクリオネの様な矢羽ボケになったりする。
肉眼では絶対にこんな風には見えないので、これを喜んだりするのはマニアな喜びなのだけれどXAのボケがこんな風になるのを知った時は「うひひ」とばかりに喜んだ。
ISO400で開放値がf/2.8だと、夜景撮影はシャッタースピードがかなり遅くなる。
これは窓枠にカメラを置いて、上から押え付けながらシャッターに触れる(この表現が分かるのはXAシリーズを触った事がある人だけだろう)
ちなみに手持ちで撮るとこうなる。

発売から30年以上経つが、いいカメラである事は請け合う。
現在手元にないが具合のいいものであれば、また手に入れたいカメラである。

まあこういうのを喜ぶようになると、いよいよ...である。

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