今日こんなものを食った135
肌寒い。
花冷えというのだろうか。
雨が降ったりして気分も優れず、また1日ぼんやりして過ごしてしまった。
昼飯は昨日の残り。
あさりの炊き込みご飯。
閑話休題。
ぼくはエドワード・ホッパーという画家が好きだ。
この作品は「ナイトホークス(夜の散歩者)」というもの。
他の作品もそうだが、ぼくはこれらの作品から「静寂」を音として感じる。
静寂とは無音のことではない。
例えば雑踏のざわめきや雨などの降る音は、そう気にはならないという方も多いのではないだろうか。
この絵もそうだが街の絵であるから無音のはずはなく、そういった音がBGMのように鳴っていて、それでいて大変に静かな印象があるのだ。
まさに感じるのは「静寂」であり、それが胸に迫るように響く。
この絵を眺めるたび波立った気持ちが静かに揺らぐ心地よさに戻っていくのを感じる。
さて、晩飯は「しょうが焼き」にした。
あさりの炊き込みご飯がまだあって、はじめは他のものにしようと思っていたけれど、炊き込みご飯には合わないので、そうしたのである。
なるようにしかならない。
命まではとられまい。
ごちそうさん。