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43(70回目)
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ライカQ3 43が話題だ。
もちろん界隈の話。
43というのはレンズの焦点距離のことで43mmのレンズが付いているということだ。
43mm。
聞き慣れない。
聞けば43mmというのはフルサイズ(36mm×24mm)の対角線長らしい(正確には43.2mm)
なので倍率がちょうど1倍になって圧縮も歪みもないらしい。
でもなぁ。
それは撮像がその比率であるのが前提ではないのかな。
イメージサークルで考えると36mm×36mmの正方形になるわけで、その対角線長は50.9mm。
標準レンズの焦点距離が50mmなのはこれなんだろうな。
でもまあセンサー自体は長方形であるから...。
そういやペンタックスに43mmがあったな。
28mmをAPS-Cにクロップするとキヤノンは44.8mm、他はだいたい42mm。
APS-Cのセンサーサイズは23.4mm×16.7mmだから対角線長は28.4mm。
だからライカの理屈からすればAPS-Cに28mmというのも歪みや圧縮のない理想的な写真になる。
ちなみにイメージサークルでの対角線は33.1mm。
となるとAPS-Cの標準レンズはやはり35mmあたりということか。
もう頭がこんがらがってきた。
そんなわけでAPS-Cのニコンに28mmを付けた写真を。
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まあ確かに広すぎず狭すぎず。
歪まないと言っても単焦点で、もともとあまり収差のないレンズだしなァ。