ハムサンド
最近、新幹線の車内販売にあるアイスクリームがなくなるというニュースを聞いた。
シンカンセンスゴイカタイアイス
詳しく見てみるとグリーン車以外での車内販売自体が11月でなくなるらしい。
サービス自体は存続していて、それはグリーン車のみとなるということだ。
つまりシンカンセンスゴイカタイアイスはグリーン車なら車内販売で買える。
アイス自体も東京や大阪、京都あたりの駅では自販機で販売されていて、いずれ「のぞみ」停車駅全部に設置予定だとか。
ないものねだり
これはよくないクセだと思うが、どうも我々には「なくなると欲しくなる」クセがあるようだ。
普段大して利用しないのになくなると知ると残念がる。
そしてそれは瞬間最大風速みたいなもので、またあっという間に忘れてしまうのだ。
スナック菓子の「カール」なんかもそうだ。
メーカーにすれば売れないからやめるのであって、それは慈善事業ではないのだから賢明な判断なのだ。
車内販売
といえば、ぼく個人はアイスよりも残念に思うのが「サンドイッチ」である。
それもかなり昔のがいいよなぁ、とか思っていたクチで前述の人たちとは同じ穴のムジナなわけだが。
最近のはどうだか知らないが、直近食ったのはハムとチーズのものとたまごの2種になっていた。
前はもう少し種類があったと思うが、これも経営の問題なんだろう。
しかしぼくが好ましく思うのは、もっと以前の「パッサパサのハムサンド」(たまごのも入ってたっけ?)である。
紙の箱に入っていたアレだ。
パサつくのは今でもそうだけれど、あのハムサンドのパサつき具合はなかなかの具合であったのだ。
モソモソ感
前にもちょっと書いたことがあるけれど、ぼくには少し変な好みがある。
水分の足りないモソモソした食感が好きなのだ。
口の中の水分を全部イカレるようなやつだ。
あれをモグモグしてから一気に飲み下す感じがたまらんのだ。
したがって新幹線のサンドイッチのパサつきは十分に及第点であった。
そいつと出涸らしのような焦げた味わいのコーヒー。
出張で早起きして働かない頭を一気に切り替えてくれる逸品であった。
しかし年齢を重ねた近ごろでは誤嚥なんぞを引き起こすのみならず、それが原因の肺炎なんぞになると命に関わるので少し手綱を緩めてはいるが。
ようやく本題
いつも遠回りしすぎる。
そんなわけで自分でサンドイッチを作るにあたり、十分に気を配る点は水分である。
特にサンドイッチには必需品であるマヨネーズが野菜などの水と混ざる感じがとても嫌なのだ。
それがパンに吸われてパサつきがスポイルされるのは言語道断である。
じゃ野菜を除けばいいではないかと指摘を受けそうだが、全体のバランスというか色味として緑は欲しい。
なのでマヨネーズは極力減らして具を挟むのだ。
野菜自体の水分は作ってさっさと食えばさほど問題ではない。
そういえば「シンカンセンスゴイカタイアイス」はスジャータ製らしい。
スジャータは名酪、つまり名古屋製酪のブランドである。
まぁJR東海は名古屋本社だから当たり前といえば当たり前か。
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