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GIZMON Wtulens L
「ウツレンズ」と読むらしい。
3度見くらいした。
色々大丈夫なのか、それ。
「写ルンです」のレンズを2枚貼り合わせてメニスカスレンズを作ったものだということらしい。
メニスカスレンズとはなんぞや。
調べてみる。
なるほどわからん(これでも元医療器具の営業)
Amazonで3,000円くらいだったので買ってみた。
絞りはf/16固定。
50cm〜♾️までのパンフォーカス。
Cマウント用だが、もとからCマウントからマイクロフォーサーズのアダプターを使っているから、そのまま購入した。
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レンズキャップすらない。
カメラにつけるとボディキャップだけのように見える。
装着して手に取ってみても、レンズをつけ忘れたかのように軽い。
あまり「写ルンです」は使ったことがない。
というのも家人がライバル会社に勤務していて、そこも同じような製品を出していたから、もっぱらそっちを使うことが多かったからだ。
まあどちらも大した違いはない。
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到着してすぐにパパッと撮ってみる。
プラスティックレンズであるし、写ルンですの写真自体、ピントが合ってるのか合ってないのかわからない写真なので、おおむねその通りである。
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このレンズは2種類あるらしく、ぼくが買った「L」はパンケーキレンズということらしい。
つかないのも写真で見る限り、じゅうぶんにパンケーキレンズだと思うのだが。
最短撮影距離は50cmだから、上の写真はだいたいそれくらいか。
焦点距離はフルサイズ17mmなら、だいたいだが35mmという感じである。
「だいたい」である。
おもちゃに限りなく近いレンズである。
バシッとピントの合った写真は望んではいけない。
それでいい。
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パシュポの25mmを使っているが、あれは絞ると周辺がケラれるどころの騒ぎじゃないくらいケラれる。
これもフルサイズで使うと盛大にケラれるようだが、マイクロフォーサーズでは真ん中あたりだけを使うのでまったくケラれない。
ピントを合わせる必要もなく、まるで爆速オートフォーカスのように撮れる(ピント合ってないけどね)
あるいは「置きピン」の撮り方だ。
かつてのスナップの名手たちのように撮れる(いや無理)
そういやGRにも昔のやつに「スナップショットモード」とかいって、シャッターが一気に全押しできるモードがあったけど、今のはどうなんだろう。
その辺を撮り散らかすには、ちょうどいいのではないか。
しばらく使ってみよう。