ソール・ライターの原点 ニューヨークの色
何年か前にBunkamuraでやっていたソール・ライター展。
恐らく好評だったのだろう、今回も前回より凝った内容のインスタレーションになっていた。
ソール・ライターって誰?何する人?と問われるとひと言では返答しにくい。
写真家でもあるし画家でもあるし。
ストリートスナップの人でもあるしファッション写真の人でもある。
ぼくは前回見た古いポジの発色が気に入っていた。
多分コダクロームのそれだろう。
マゼンタが被ったような色合いで、実はコントロールが難しいという聞く。
ちょっと欲張りすぎたきらいはあるけれど、見応えのある展示だったように思う。
良いとか悪いとかは個人の感想であるから、もうそこは突っ込むところではない。
理由はなんだっていい。
ぼくは色が好きだが、ほかの人はモデルさんがキレイだとか、またモノクロの方がいいという人もいるだろう。
まだこんなもの何がいいのだ、という人もいるだろうし、この展示の期間にまた来たいという人もいるだろう。
そういうものだ。
どれも間違いではないし、何かを見せるというのはそういうことだと思う。
ぼくは長崎飯店が日曜休みだというのをすっかり忘れていて、楽しみにしていたちゃんぽんが食えずショックがでかすぎてソール・ライターは半分くらいどうでもよくなってしまっていた。
移転してから行ったことがなかったので、夕べから楽しみで仕方なかったというのに...
#ソールライター展 #渋谷 #ヒカリエ
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