閑話休題
Canon PowerShot SX280HS
さて。
古いカメラばかりを紹介しているけれど、ここらで今メインで使ってるカメラを紹介しようか、と。
とはいえ2013年発売のこのカメラ。
中古で買って、もうかれこれ7〜8年使っているけれど、全く不満がない。
もうこれだけでも無敵ではなかろうか。
ぼくみたいにスマホで何もかも完結するような人にはWi-Fiで画像が転送できるのはありがたい。
というか、こんなの今どき当たり前か。
他にもエンジンがDIGIC6となっていて、なんでも動画撮影時の性能が格段にアップしたとか。
主にノイズや手ぶれ補正の性能らしいが、そこらへんはあまり関係ないかな。
スカイツリー
家からスカイツリーが見える。
東京の、いわばスカイツリーとは反対側に住んでいるから家のベランダから見つけた時はかなり興奮した。
目視では、ああアレだね、と分かるのだけど、カメラの広角側だとまったく分からない。
そこで500mmの望遠を使うと、おお!となる。
ニセフォール・ニエプス
ぼくは街中でスナップを撮るのが好きだ。
街中なので当然人は画角に入る。
そうなると色々問題が発生してしまう。
昔から写真はあと一歩踏み出すのが大事だと言われている。
なるべく広角側で被写体へ近づいて撮るのが臨場感があっていいのだけど、もうそんな写真が撮れる時代ではないのだ。
ヘタをすれば捕まってしまう。
そんな中で望遠ができるカメラというのは、ある意味解答ではないかと思う。
撮ってしまえばこっちのものとは言わないけれど、スナップ写真はなくなってしまうと写真自体のあり方の一方面を否定してしまう気がする。
例えば明治初年ごろの写真なんていうのは、ものすごく希少で歴史的な意味もあるのだけど、あれもいわばスナップ写真なのだ。
街並みや市井の人々の自然な姿。
そういったものを残していくことがスナップシューターの矜持だと思う。
なにしろニセフォール・ニエプスが撮った写真の始まりは街中をスナップした写真なのだから。
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