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真性S女 アトリエ・エス と行く万葉のたび

第十回 碓氷峠より浅間を望む


 日の暮れに 碓氷の山を 越ゆる日は 背なのが袖も さやに振らしつ
  (万・巻十四3403)

大慌てで万葉を紐解いてみたんだけど、浅間ずばりは発見に至らず。
取敢えずは碓氷で。
これがもっと上った歌ならいくらでもありますから、乞うご期待。

さて、万葉に戻して。ここらの歌枕は上述のような♀視点の恋歌に秀作が見出せます。


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