【地域の話】富山の情熱的な人々が大集合!とやま会議に参加しました!#186
皆様、こんにちは。
佐伯です。
先日の土曜日に以前も何度か話題に上げさせて頂いた「とやま会議」に参加してまいりました。
毎月参加させて頂き沢山の出会いと気づきを得ております。
今回も会場は富山県富山市のコワーキングスペース「hiraku」で開催されました!
今回で3回目の参加になりますが、毎回とても楽しく沢山の気づきを得ることができます。
私は結構、人見知りをする方なのですがこの会議は皆さんフラットに接して下さりとても居心地が良いのです。
また、フラットな関係性なので自由に意見交換や質問ができるのも本当に私がとやま会議が好きな点です。
私も色々と経営者の会議に参加させて頂くことがありますが、他の会議は結構上下関係が厳しく、縦割りな感じな会が多いです(汗
中には年商と従業員数などを面と向かって突然聞いてくるおじいちゃん社長とかいます(汗
そして、その後はお決まりのお説教タイムです(大汗
一方でこのとやま会議はそんな事は一切ありません。
素晴らしい取り組みをしている人が純粋に発表し、共感した人が一緒に新たな事業を作り出すといった好循環が生まれています。
また学生起業家さんの参加率も多いのがこのとやま会議の特徴です。
今回、発表者として登壇された一人に何と現役の中学生ドラマー&シンガーソングライター:岡崎さんも登壇されました。
彼の目指す「かっこいい大人とつくる、誹謗中傷のない世界」は本当に心を打ちました。
何てカッコいい方なんだろうと心から思いました。
信念のある人にとって年齢など関係など無いとハッキリと分かりました。
どれだけでも前書きを書き続けることができるのですが、早速内容に進みたいと思います。
今回は岡崎さんにピックアップしてご紹介したいと思います。
①かっこいい大人とつくる、誹謗中傷のない世界
最初にご紹介するのは前書きでもお話しさせて頂いた、中学生ドラマー&シンガーソングライター:岡崎さんです。
彼がなぜ誹謗中傷のない優しい平和な世界を目指すようになったのかを本人の純粋な言葉でお話しして下さりました。
彼は実際に行動も起こしています。
今回の能登半島地震で被災された方々の一部は未だに避難所で生活されています。
彼が出会ったお婆さんは自身で親戚を2人失ったそうです。
家も失い、家族も失い深い絶望の中でいつ復興されるのか分からない地獄のような迷路に迷い込んでしまった状態とのことでした。
彼はボランティアの受け入れが可能になった被災地に赴き歌を届けたそうです。
とても素晴らしいことだと思います。
人はパンだけでは生きていけません。
心に安らぎと癒しがなければ前に進むことができません。
そのお婆さんも岡崎さんから安らぎを分けて貰い涙を流して喜んだそうです。
そして「ようやく前を向いて歩ける」と話されたそうです。
彼の歌が一人の人間を心から救ったのです。
とても尊いことではないでしょうか。
②彼が優しい世界を目指す理由
彼が日々との心に寄り添う優しい世界を目指すきっかけは、ご両親のサポートがあったとのことでした。
ご両親は沢山のカッコいい大人に息子(岡崎さん)を合わせて、成長して欲しいと願い様々な場所に彼を連れていったそうです。
その中でも親子でファンになったのがプロレスだったそうです。
リングの上での猛々しい姿と、リングの外での優しい姿に心奪われたそうです。
そんな中、彼は一人の女子プロレスラーの大ファンになりました。
彼女が試合に富山県を訪れるたびに熱心に応援し、最後には名前も覚えてもらえてリングから呼んでもらえるほどの関係性が生まれたそうです。
ですが、別れの日は突然に訪れました。
「激しい誹謗中傷に耐えかね自死」
恐らく、これらのワードでピンとくる方も多い方思います。
彼はまだ誹謗中傷という言葉の意味が分からなかったそうです。
そして父に聞いたところ、
「人の嫌がることや傷付くことをすることだよ」
と優しく説明してくれたそうです。
彼はとても傷つきました。
そして必死に考えました。
どうすれば誹謗中傷をなくすことができるのかを。
ある時、両親に連れられとある有名なロックバンドのライブに連れて行って貰いました。
そこで一心不乱にドラムを叩くドラマーが輝いて見えたそうです。
そして自分もドラムを叩いてみたいと思いドラムを始めました。
すると、音を鳴らす度に変え難い喜びに似たよう感情が湧き上がってきたそうです。
そしてハッと気付いたそうです。
「誹謗中傷のない世界を作るには音楽が必要だ!」
それから必死に彼はドラムの練習をしました。
そして尊敬するアーティストと夏休みを利用して全国ツアーにも参加したそうです。
そしてドラマーとして経験を積み、優しい世界には音楽が必要だと確信を持つようになったそうです。
そして現在はギターも演奏し、作詞作曲も行い、傷付いたり、日々に疲れた人々に癒しを届けるため今日も活動をしています。
③かっこいい大人な岡崎さん
彼は中学3年生だそうです。
ですが、十分にかっこいい大人だと私は感じました。
彼のかっこよさは自分で考え、自分で導き出した答えに向かって必死に歩みを進めているところです。
彼の話を聞いたり、会話をすると感じます。
「大人になるということは年齢ではなく、人生で何を成し遂げたいのかを明確に持っている事、そして挑戦している事」
年齢や肩書など些細な事なんだと分かります。
無意味と言っても過言ではありません。
そして彼は立派な成熟した大人の男性です。
そして彼も私たちを大人として認めて接してくれるのでフラットで心地いい関係性が築けるのだと感じました。
気付いたら私も岡崎さんのファンになっていました。
とても魅力的なアーティストのお話が聞くことができ本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
また次回も楽しみです。
それでは皆様、ご機嫌よう。
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