美味しい嬉しい記録Vol.17#121
皆様、おはようございます。
佐伯です。
さて仕事柄、全国各地の食品メーカー様と取引させて頂き美味しい食べ物に触れる機会がとても多いです。
毎週日曜日は、私が実際に食べてみた飲んでみた物をシリーズでお届けできたらと思い企画しました。
①株式会社じゃばらいず北山 じゃばらぽん酢
今回、ご紹介する商品はこちらのじゃばらぽん酢でございます。
こちらは株式会社じゃばらいず北山様で作っておられます「じゃばら」と言うとても珍しい柑橘類で作られたぽん酢です。
この「じゃばら」と言う果物がとても珍しく、昔は北山村にしか自生していなかったそうです。
柚子でもなくスダチでもない何だか変な果物がなっているなと当時北山村の方々は思っていたそうです。
とりあず収穫してみて食べてみたところ、鬼も逃げ出すような酸っぱさだったため邪気を払うと言う意味で「じゃばら」と名付けたそうです。
ですがとっても酸っぱくて少し苦いのですが、不思議と美味しく感じたそうです。
そのため、北山村では昔から縁起物として珍重されていたと言う果実です。
そして、とても面白いお話がもう1点。
こちらの北山村はこの「じゃばら」を使い村おこしに成功した数少ない6次産業の成功例なのです。
しかも、令和元年まで村役場の事業として運営していたそうなので二重で驚きです。
私も元市役所職員なので良く分かりますが、6次産業とはとても難しいのです。
6次産業とは生産(一次産業)、加工(二次産業)、販売(三次産業)の商品の上流から下流まで生産者が行う事です。
この難しい点は生産だけでも大変なのに、加工のための商品開発、販売のための営業を全て自前で行う必要があるからです。
そして村役場が令和元年まで主導していたことが驚きです。
基本、行政にはビジネス感覚はありません。
なぜなら稼ぐと親方の総務省から地方交付税交付金を減らされる恐れがありますからです。
その辺については過去のこちらの記事をご一読頂けたらとても嬉しいです。
それでは次にお味の方をご紹介したいと思います。
②実食した感想
「酸っぱい苦い!でも美味い!」
正直な感想です。
癖になる美味しさです。
大手のミツカンさんのぽん酢に比べるとクセは強いですが、このクセが堪らなく美味しいのです。
酸味と苦味の中に旨みが隠れておりこれが癖になるかなと私は感じました。
オススメの食べ方は白菜鍋です。
白菜と豚肉をミルフィーユ状にお鍋に敷き詰めてお出汁で煮込むだけです。
あとはこのじゃばらぽん酢を潜らせて食べると、それだけで最高です!
豚肉の油もじゃばらの酸味でまろやかに中和してくれるのでどれだけでも食べる事ができます。
あと、超簡単料理ですと千切ったこんにゃくを湯どうしして臭みをとってじゃばらぽん酢と一味唐辛子で食べるだけです。
カロリーを気にせず簡単にモリモリ食べれるのでとても嬉しい料理です。
③まとめ
今回ご紹介したじゃばらぽん酢はいつものぽん酢に飽きてきた方に是非お試し頂きたい一品です。
また色々と応用が効くのもとても頼もしいです。
是非、一度皆様にもこの美味しさと便利さを体験して頂きたいです。
それでは最後に「ごちそうさまでした」。