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【地域の話】自動車のメリットとデメリットの差が狭まっていると感じる#361

皆様、こんにちは。
佐伯です。

今日は曇り空で絶好の作業日和作業日和でしたが、以前被害にあった当て逃げの後始末のため午前中は車の修理など必要なことをしていました。

日本の警察の方は本当に優秀で、被害にあって連絡してその週の金曜日には犯人を特定していました。

本当にすごいなぁと思います。
世の中にどれだけ、たくさん車があって、その中から私の車を壊して逃げていった車を探し出すなんて、プロだなと感心しました。

ですが、刑事さんとお話ししていると色々と考えさせられることがありました。

まず、犯人ですが高齢者だそうです。
70歳を超えていてとのことでした。

幸いにも直ぐに罪を認めて、私の車も相手方の保険で直してくれるそうです。
ただ、やはり高齢者の運転は非常にリスクを伴うものなんだと考えさせられました。

もちろん加齢は誰にでも起きうることです。
その結果、認知能力や空間認識能力、判断能力が衰えることも自然なことです。

私にも高齢の父が自動車に乗って生活しているので他人事では無いなと感じました。

都市圏のように公共交通機関が発達しているのであれば自動車は不要ですが、富山県の田舎町では自動車が無いと生活できません。
自動車のメリットを簡単には手放せません。

だからと言って80歳、90歳の高齢者に運転免許を交付するのは非常にリスクが高いかと感じられます。

例え時速50キロメートルで走行する軽自動車であっても歩道を歩いている歩行者にとっては凶器です。
これが集団登校の列に突っ込んだら、言葉もありません。
これは凄まじいデメリットです。

最終的には街のあり方としてライドシェアや車がなくても住みやすい街づくりをすることが今後ますます必要になるかと思います。

ただそれに至る前に、できることもあると思います。

例えば高齢者の免許を限定免許として、限定された時間、範囲のみで運転が認められるものなどです。

少なくとも人通りの多い道や、子どもたちが集団登下校をしている側は避けた方が良いかと思います。

ただ高齢者の運転する権利と公共の福祉、どちらを優先し、どう折り合いを付けていくかがとても難しい点だと思います。

タイミングよく現在は選挙が盛り上がっています。

国民市民が安全に安心して暮らせるような議論ができる議員さんが選出されることを心から願うばかりです。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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