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ゴーストタウンに住む人の活気 ミャンマー旅行記#3
!この記事は2019年に旅行した記録です!
前回の続きから
どこもかしこも人がいない
ミャンマーの首都ネピドーは本当に人がいないのです。
どこに行っても道路はガラガラ、寺も豪華な見た目に反比例するかのように貸切状態。
ディズニーランドここに作ってもらえませんか?
もうプーさんで並ぶの嫌なんです。
人混みのせいで人酔いすることはあると思います。でも今回ばかりは人が少なすぎて頭がクラクラしてきました。
日本ではできない体験です、ここは夢の国です。
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バイタクの運ちゃんのツアーで最後に訪れるは地元民御用達のミョーママーケット。
この時昼過ぎ、ネピドーはもうこれ以上いられないので(ホテル代的にも観光的にも)19時のバスでマンダレーへ向かう予定です。約5時間あります、到底市場一つで潰せる時間ではありません。
ましてやこれまでのネピドーの様子を見る限り市場も下手したらゴースト市場の可能性があります。
市場で人がいなかったらもうただの物が多い広場です。
不安がる僕に運ちゃんは話します。
どうやら今まで見てきたネピドーは新しく作られた街で、元から住んでた人が住む町、いわゆる旧市街は別にあるのだとか。
しかもそこは人が多く、活気に溢れている様子!
本当か?いざ行ってみて地元の町内会のフリーマーケットみたいな規模だったらバスの時間までパズドラしちゃうぞ?
当たり前に感謝マーケット
バイクを少し走らせると建物が小さくなり、数も増えてくる、これはもしかして人がいるのでは!?
ついに到着ミョーママーケット。
人がたくさんいる!!お昼時なのもあってかネピドーでは今まで見たことのない人口密度!
物もたくさんある!
これが東南アジアだ、と言わんばかりのよくあるマーケットがそこにありました。
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当たり前があって嬉しいなんてなかなか経験できることではないです。お腹痛い時に健康な状態を羨むことはありますが今回は逆の状況です。
買うものは特にないけど市場を歩きます。
聞き取れない言語がたくさん聞こえるのも今は心地良いです。
自分で行きたいと望んで来て、勝手に怖くなってたゴーストタウン、当たり前の素晴らしさを再認識できる素敵な場所ですね。
お腹も空いてたので少し遅めの昼ごはんも食べちゃいます。
ここは市場、昼ごはんの屋台を探すのなんて人さえいればなんてことはないのです。
言葉が通じなくても関係ない、匂いと直感で選びます。とても辛い麺が出てきて自分の鼻と勘を信じられなくなりました。
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お皿が可愛い、友達の家で出てくるお皿の柄
することがなくなりました。
買う物がないならいくら歩いたとて1時間が限界。
雨も降ってきたので近くのカフェに逃げ込みます。
ミョーママーケットはピンマナー駅の駅前市場、近くにカフェもあるのです。スタバとかドトールとかではなく、多分個人店。
メニューにタピオカミルクティーがあり、ミャンマーにも流行の波が来ていることを実感。
隙があったので自分語りしますが私は当時タピオカを他の人よりは飲んでいた自負があります。
当時通っていた大学は周囲にタピオカ屋(言い方ダサいかも)が多く、駅から大学までの道にはコンビニよりも多くのタピオカチャンスがあったのです。
ミャンマーのタピオカミルクティーなんてなかなか飲める物じゃない、そう思い注文。
後悔しました。肝心のタピオカはぶよぶよ、ミルクティーは砂糖水、これじゃ僕の口にカブトムシが寄ってきちゃいます。でもちゃんと完飲しました。
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スリーピングバスチャレンジ(2回目)
溜めてた日記を書いたり、パズドラをしたりしていると日は落ちてバスの時間が近づいてきました。
今回のバスは昨晩泊まったホテルで取ったもので、スリーピングバスということで予約しました。
先ほどのカフェで気づいたのですがこれスリーピングバスじゃないです、4時間で着きます。23時着。つまりまた真夜中に放り出されます。人はすぐには変わりません。
とりあえずバスターミナルに行ってみます。
宿代が節約できない事実をぶつけられ悲しんでる中ひとつの絵が目に留まりました。
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違う、教えるべきはどうやったら僕が夜行バスを取れるかという方法であって、バスがいくつ車軸を持ってるかは関係ないのです。
しかもその情報チケット取るまでには分かりようなくないか!?
そんなことを(脳内で)愚痴りながらバスは出発します。
ちゃんと予定通り23時に着いてくれました。宿は移動中に取りました。もう野宿はしません、学びました。
次回、マンダレー編です。
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