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竹中優子さん、第56回新潮新人賞の受賞、おめでとうございます。それと第2詩集のこと

遅ればせながら、竹中優子さん、第56回新潮新人賞の受賞、おめでとうございます。
今日の話題はこの件と、僕の第2詩集のことです。

冬が終わるとき
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新潮 2024年11月号
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竹中優子さんは、短歌で、’16年に角川短歌賞を受賞し、’23年に現代短歌新人賞と、現代詩手帖賞を受賞されている、歌人であり、詩人です。
また、この『冬が終わるとき』は’22年の中原中也賞の最終候補作になっております。

その竹中さんが、この度、小説で第56回新潮新人賞を受賞されました。
竹中さん、おめでとうございます。
詩人の方で、小説を書く作家はすごく好きなので、嬉しいです。
文章の端々に、詩人らしさが出ているのを見つけるのが、僕は非常に好きですので。

正直、三つの分野で受賞するのは、本当に稀有なことで、野球の大谷選手的な才能で、素晴らしいと思います。
心から賛辞を送りたいです。
竹中さんのこの詩集は、持っておりますが、その内容についてはまた小説の、この雑誌「新潮」の掲載小説と含めて、詳しく分析が完了してから、日を改めての、言及にしたいと思います。
注文はしたものの、まだ現物はなく、手元のものは図書館の借り物なので、どうこうできません。

ここでは、竹中さんのインタビュー記事で感じた、新潮側の意識と、昨日の詩の賞についてのネームバリューについて、へぇーと思ったことを語りたいと思います。

僕が、すごく面白く感じたのは、新潮の記者が、正賞を受賞した現代詩手帖賞よりも、あくまでも最終候補であって、受賞していない中也賞に言及していたことです。
現代詩手帖賞は最初の略歴に一度、紹介されているだけで、あとは出てきませんでした。笑

みなさん、どうお思いですか?
中也賞の最終候補も難しいですが、現代詩手帖賞も難しいし、ある意味、最果タヒさんを始め、両方を受賞する方がすごいのはわかりますが、
現代詩手帖賞の受賞よりも中也賞の候補に言及される程度に、一般の(詩界の蛸壺にいない)人には、それだけの格差があることに少し驚きました。
僕など、ユリイカには載っても、現代詩手帖には一度も載ってないですからね。笑

さすが、中原中也のネームバリューだなあ、と強く感じました。
きっと……H氏賞を受賞してても、下手をすると、中也賞候補の方を取り上げかねない、詩界のネームバリュー不足が背景にありますからね。

インタビューを見ると、竹中さんは、ずっと小説を書きたかった、とありますから、これから現代詩の位置付けがどう変わるのか、を見守りたいと思います。

また、5大文芸誌の新人賞のネームバリューは、はるかに現代詩手帖よりも大きいですから、これからの、竹中さんの活躍が芥川賞候補になることも含めて、とても楽しみですね。

さて、僕の第2詩集が段ボール箱で到着しました。
明日の日曜か、明後日の月曜日にも、中也賞と小熊秀雄賞へ、レターパックで郵便局へ出したいと思います。

思ったよりも、字が小さくて、失敗でした。笑

まあ、いいか。
編集も自分でやった、自己責任ですから。
なんせ安価な製作費だからね。
次回、第3詩集の時は、もう一つ、大きなフォントにしたいと思います。

しばらくは、知り合いに配り、または郵送する。
知っている詩人の方へ献本して、終わりですね。
あと、詩誌三つと、新聞社へも送る。
(この新聞社へ送るを、前回、第1詩集の際には一切、行いませんでした。
 詩人の苗村さんからは勧められましたので、今回はやってみたいと思います)
他に、地元の神戸市図書館と、国立国会図書館へ寄贈。
(でも、今回、ISBNも取ってないのに、受け付けてくれるのかしら?
 この図書館へ寄贈は半年遅れでも良いかな)

で、余った分が、メルカリ販売、と。
これも、もっと後でいいか。

ともかく、スマートレターを大量に買ってこないといけない。


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