フリーランスの編集者になりたいと思った
佐久良マサフミです。かけている眼鏡はナイキのです。
今回の記事は「フリーランスの編集者ってもっと増えないかねぇ」「んー、自分がなるってことはできないのかねぇ」と思ったことについて記していきます。
【耳元の鈴を鳴らさない! 出版プロジェクト】なる企画を立ち上げた時、最初に探してみたのがフリーランスの編集者です。
大きな出版社と作品を製作する気はなかったので(そもそも佐久良のレベルでは無理です泣)フリーランスや、アマチュアの方々でチームを結成するしか選択肢がありませんでした。
しかし、想像していた以上に少なかった。フリーランスの編集者が。
そもそも”出版”というカテゴリー自体、フリーランスの編集者が生まれにくい。需要が少ないのです。
大手出版社や取次が今日にいたるまで、とても強固なネットワークを生み出しており、そこを介さない出版など、まるで出版ではないかのように扱われます。
現代ではリスクの少ないAmazonのPOD出版があったり、ネット上で記事(情報)や小説に価格をつけて提供することもできるようになっております。
紙の書籍自体、依然としてコストは高いままだし、利便性の高い電子書籍も登場、浸透し需要は減り続けていく一方です。
佐久良の尊敬する飯田一史先生も「電子があればそっちにする」みたいなことを”ウェブ小説の衝撃”で語っておりました。
※おススメの書籍です。
しかし、作家を志すものなら、それでも紙の書籍に憧れを抱くはずです。
それは、ほとんどの方が紙の書籍で育っているからではないでしょうか?
その本との出会いは忘れないものかもしれませんし、読み終わったあとの言語化できない感動を、代えがたい体験を、多くの方に自分が提供したい! 自分を表現したい! と、気持ちを巡らせるのは当然のことなのではないでしょうか?
わたしも思い返せば、多くの本に人生を彩っていただきました。
この【耳元の鈴を鳴らさない! 出版プロジェクト】にもフリーランスの編集者を加えたりしました。
しかし、完成を待たずにどこかへ行ってしまいました。
引き込むことができなかったわたしは、とても情けない気持ちになりました。
そしてそんな編集者にならないように、熱量を抱いた人の物語を、冷めないように大切に、色々な方々に届けることができるような編集者になってみたいと、心の底から思いました。
しかし、わたしは編集者としての経験はありません。(出版社で働いた経験はありますが……)
そのため出版業界の編集作業について、実際のところ深く理解できておりません。情報は持っていても、経験はありません。
ですが、誰もやっていないかたちで本を作ることができます。
編集者としてのプロモーション、製作。作家としての執筆にこの【耳元の鈴を鳴らさない!】を通してトライしました。
作家側も編集側も同時に経験しているということは、立派なアドバンテージだととらえています。
ほかのジャンルのクリエイターとつなげる、そんな本作りのスキームを知っています。(【耳元の鈴を鳴らさない!】では装丁家、イラストレーター、俳優、映画監督、漫画家、グラフィックデザイナー、編集者、シンガーソングライター、スタイリストなど数多くのクリエイターが参加しております。)
それと校正の勉強を実務教育研究所の校正講座を受けています。(現在進行形です)
現在ではそれほど武器は多くないかもしれませんが、これからも質も量も増やしていきます。
わたしは元々、作家を志していたワケではありません。なので、次回また物語を綴りたいという気持ちには今のところなっておりません。
ですがまた本は作りたいです。
作品を世に放ちたいです。
そんな気持ちを抱いたクリエイターは、現代には数多くいらっしゃいます。
そのような方々と、作品を作りたい。
そう強く強く思ったから、やってみます。
出版してみたい、紙の本を出してみたいという方いらっしゃいましたらご相談ください。
漫画でも音楽でも映画でも、エンターテインメントの発信のことしか考えておりません。
どうぞよろしくお願いいたします。
佐久良マサフミ
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