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書いて書いて書きまくる。
私はいま、一日中文章に携われる毎日を送っています。
とても幸運なことに、
ゲームシナリオライターとして様々なお仕事をいただいているのです。
ゲームシナリオは小説などと違い様々な制約があり、頭を抱えることも多々あるのですが、制約の中で足掻いたりキャラクターたちと向き合うのは新しい発見につながることが多いです。本当に楽しい。
それもこれも『耳元の鈴を鳴らさない!』という作品が、この世界へ連れていってくれました。
携わってくれた方や応援してくれた方への感謝を改めて実感しております。もう何百回もお礼を口にしているので、ここでは「ありがとうございますほんっと感謝しかないです足向けて寝れないですよ」とか言わないでおきますね。
私は毎日文章を作っているので、
……確実に文章のレベルが上がったな。フッ。
と思っています。
そこでふと思ったのですが、やはり文章のレベルを上げる方法としては
書いて書いて書きまくる。
というのが一番良いような気がします。
先日も小説家志望の方のお話しを聞かせていただきました。
この方も足掻いていました。面白い文章も書いていて魅力的な方でした。
ここから大事だと思ったお話しなのですが、
多くの方は面白い構成が作れるし、面白い文章を書けるのではないか。と思っています。そこから次のステージに移動する方法としては、
どうやってその文章を一人でも多くの方に見てもらうか、というところに脳みそを割くか。
だと最近の私は思っています。
もちろん、ごく一部の《多彩な才能》と《奇跡的な幸運》を同時につかむ人もいます。
しかしそこに勝負をかけるのは、時間の使い方としてあまり良いように思えません。人の時間は有限で大変貴重なものなのだと思っている私は、少なくともこのような道を推奨はしません。
面白い文章を書いてやる。に90%を割き、10%でSNSや小説家になろう。では弱いし、誰にも見てもらえませんし、長続きしません。
面白い文章を書いてやる。に20%で、残りの80%で
どうすればこの文章を多くの人に届けることができるか……。
物語を書き出すというのは苦しい作業だと私は思っております。
それと同じようなものではないでしょうか。
多くの人に見てもらう方法を考えることも苦しいです。
私も「あー死にたい」と星たちが微笑む夜空に向かって叫んでしまうほど苦しみましたが、苦しんで良かったな、といまでは思っているんですよ。
「今日は更新をお休みします」とSNSでつぶやている方。
「この作品は半年以上更新されていません」と表示される小説家になろうの作品たち。
「誰が見ているんだろう」と陰鬱な気持ちになってしまう作家様へ、
貴方は面白い文章や、魅力的なキャラクターや、秀逸な物語を生み出す力を持っています。
ので、次のステージにいきましょう。
そこは嫌でも書いて書いて書きまくる。ことができるステージかもしれません。
そして私といっしょに仕事をしましょう。
また次回もnoteでお会いしましょう。
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