コロナ禍のお話、そして…故郷に家を買いました
2020年11月。故郷に家を買いました。山の中の別荘地でたまに別荘として遊びに来る方ばかりで住居として住まわれてる方は今回家の売買をした目の前に住むオーナーさんと何軒か先の単身者の方2名で、オーナーさんも移住者との事でこのコロナ禍に関東からのわたしたちにも嫌な顔一つされないで気さくに、いやむしろ…自分宅前に人が住む事に嬉しくて仕方ない感じで…わたしたちからしたら幸運としか言えないご縁でした。
家は狭くて玄関を入ったらすぐのキッチンのある部屋と小上がりの2階の一部屋の計2部屋ですが、海が見えるベランダもあるし、裏には狭いけどハンモックやブランコを置ける秘密基地のようなスペースもありワクワクするお家です。
価格は良い車一台分くらいと言っておきましょう。空き家バンクからの紹介で(3年探して来て何回も内覧をして来たので掲載前に特別に教えて頂き)コーディネーターさんのオススメ物件でした。
わたしには同じ歳の相方さんがいますが、今後結婚する事は考えておらず、お互い楽しい事を一緒にする仲間と言っておきますか…
お互い結婚は1度していて成人した子どももいます。パートナーとのお別れはきちんとしているのでれっきとしたシングル同士ですが歳も50歳になりますともう籍がどうのこうのとかとらわれたくなく、経済も別で自分の資産は自分のものとして考え、何を買おうと自由なので気が楽な関係です。遊びに行ったら割り勘と言うより、交通費は出したから食費をお願いとか、そんな感じ。持ちつ持たれつな感じがケチケチせず、大人な関係で心地良いです。
そんな事でこれから買った家のリホームをしていきますが、空き家バンク物件でリホームの補助金が出る為、購入者が住民票を移すのが条件です。今回は相方さんが購入者なので来年早々に住民票を移します。本来ならわたしも移すべきですが、あくまでもわたしと相方さんは夫婦ではないので…わたしが移しても何のメリットもありません。東京にマンションを所有してますし、娘と同居している為世帯主のわたしが住民票を移すと色々面倒なので、今回は単身者の相方さんが移す事になりました。
あくまでも住民票を移しても東京では仕事は出来る訳で、相方さんは現在自営業で代表をしていて、自宅を事務所兼にしているので何の問題もありません。これが会社勤めでない自営業の良いところだと思います。
現在、コロナ禍でリモートが増えて来て、感染者の多い東京からは離れたい人や親の介護問題で自由に他県を跨げず頭を悩ます方が増えていると思うので、故郷などにUターンや住民票を移される選択は有りだと思います。
わたしも2週間故郷に滞在したら堂々と施設にいる母に会えるので相方さんと家をシェアしてプチ移住したいと思っています。
実際、相方さんの場合3年は住民票を動かせないのと、補助金の関係で家を売却も出来ません。しかし、わたしたちに婚姻関係がない為相方さんに何あった時に相続問題が面倒になります。そこで相方さんの家を抵当にしてわたしは相方さんとお金の貸借書類を作ります。10年内に返せない場合はわたしの家になる。そんな感じです。
この話しってすごくわたしが悪女みたいですよね…
実際は今回家を買ったお金は2人で何か楽しい事をする為に一緒に貯めたお金です。そして、家を買う為にその貯金はほぼ使いきりました。家って買えばすぐ住める訳ではありません。リホームにこれから数百万かかるし、あちらで乗る車、電化製品、家財道具や日用品を購入します。それをわたしが出す訳で、もし相方さんに何かあった場合に家は何の関係もない人に相続される訳です。それはすごく困るし行政書士の友人に相談したところ今回の家を抵当でお金の貸借契約にと行きつきました。
世の中にわたしたちのように結婚よりも友人関係を保っていきたい人も多いと思います。
ずっと昔に「29歳のクリスマス」ってドラマがありました。そんな感じを想像してもらえたらと思います。
このコロナ禍にこれからどんどん悪くなるだろう世の中の経済に家庭を持つよりも支え合える対等の友人の存在ってすごく大切だと思います。
現在コロナの中…価値観もそれぞれ違います。どれだけ仲良しだった人とも、
①コロナだから外出しない
②コロナだけど気をつけて外出したい
こんな風に考えが違う訳です。
①の人はコロナになりたくないだけではなく、自分が感染者になりたくない…責任感のある考えですね。
②の人はこんなに経済が悪い中一生懸命営業している方に貢献したい。密は避けてできる範囲で。そうする事で社会と繋がり自分も生きる励みになります。
2つとも間違ってないです。ただ、今は何かの会話が原因で心に余裕がないとすれ違うし、もうこの人とは付き合うの嫌だなって思ってしまうかもしれません…
怖いのは人の心…
わたしは今はなるべく人と話さないようにしています。
でも、やはり人って話す為に口や耳がある。世の中から離れすぎると虚しく孤独感が襲います。
だからこうやって文字に残して誰かに向けて日々の日常や想いを吐き出しています。
コロナ禍、のりきりましょう!!
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