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ふるさとに寄り添う

コロナ禍…やっとやっと故郷に帰省出来ました。

わたしは18歳から故郷を離れて関西に行き、その後、関東に来て23年経ちました。今や故郷で過ごした期間より関東生活が長いです。友達も関東の方が多いし、マンションも所有しているのでおそらく終の住処は今住む場所です。子どもたちも関東に在住するはずだし、医療関係を考えたら田舎より良いからです。

でも、この春下の子が社会人になりやっと自分の人生だ!!と思った今、故郷の母の介護が必要になりました。施設に入所出来た母を近くに住む妹が色々みてくれていますが、今こそ母との時間を過ごす時だ!!いや、過ごせる時だ!!と思いました。

幸運な事に長年の夢のカフェ経営を実現し、やってみてわかった事!経営者の大変さ!そして…コロナ!!

このまま続けて客数を制限しながら、マスクしておしゃべり厳禁…みたいな自分のコンセプトを貫けないようなお店に無駄にお金を投資するなら(赤字に近いのでもはや浪費です)辞めてもっと有意義な生き方を選ぼうと決心しました。

ここニ年くらい、故郷と近くなりたくて移住者向けの市役所主催の数々に登録し、故郷住民登録をしたり、都内での故郷のイベントに参加しコミニティを広げて来ました。このコロナのタイミングもあり「故郷に家を持とう!!」と決心し、先日帰省してGWくらいからずっとリサーチして来た家を数件見て来ました。

ネットでの写真は綺麗な状態なのですが…実際は悲惨な状態で生き物の糞が散乱していたり、床がキシキシしてぬけそうだったり、水道管が漏れていたりとガッカリする事ばかり。知らないで買うと大変な事になるところでした。気に入ってた物件を市役所の移住者向けのコーディネーターの方に相談したところ、①管理人なんていないのに管理費が一生かかる②何故か市水ではなく、私水の為高額な水道代を毎月請求される

この二点を指摘されました。

家を知らない場所に買う時はある程度の情報が必要だと改めて学びました。

今回最後に見た別荘地の物件が一番気に入り今交渉しています。これは市役所の空き家バンクの物件でオーナーさんもすごく良い方で以前弟さんが住んでいた物件なのですが引越しされてすぐに癌で他界され、家電関係が全て揃っていて、お掃除も綺麗にされていて今すぐ住めそうな物件なのです。

家を今まで沢山見て来ましたが、入ってすぐに「ここは嫌…」った感じる物件がありました。何かモヤモヤしたり…

今回はオーナーさんが大切にされている家だとすぐわかりました。送られた画像より良かった物件は実は初めてです。そんな家なら引き継ぐわたしも大切に持つ事が出来るなと実感しました。こんな良い物件は実は市役所の空き家バンクに載る前に空き家バンクの登録者に情報が来ます。物件を見て来てニ年近くになり、わたしの欲しい家をコーディネーターさんもよくわかっておられます。移住を希望される方は、急ぎの方はまずは賃貸で、購入はゆっくりでもよいと思います。時間をかけて住みたい地域を探される事をオススメします。田舎には田舎の風習があります。地区のお祭りや掃除など関わる事も多いです。方言のある田舎で暮らす事を覚悟された方がよいです。ちなみにわたしが交渉中の物件は別荘地で周りに地元の方があまりいらっしゃらないので、そういうお付き合いがなさそうです。

良いご縁があり無事に契約出来たらいいなと思います。

これから故郷に家を持つ目標が実現するまでの詳細と、故郷と寄り添いながら関東と行ったり来たりのプチ移住生活を更新していきます。

人生の半分を生きて、残りの人生は自分の好きな事をしながら楽しく過ごしたいわたしの新しいステージが始まります✨


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