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2024年度新卒入社社員 ヒューマングループ内定式

 2023年10月2日に「2024年度新卒入社社員ヒューマングループ内定式」が執り行われました。

 今年の内定者はグループ合計で167名。
 ヒューマンアカデミー(教育):52名、ヒューマンリソシア(人材):83名、ヒューマンライフケア(介護):21名、ヒューマングローバルタレント(人材):3名、ヒューマンデジタルコンサルタンツ(IT):8名が参加しました。

 過去最多数の内定者が一堂に会して開催された内定式の模様をお届けします。

 内定者のみなさんの緊張と期待感が入り混じる独特な空気感の中、佐藤朋也社長をはじめ各法人のプレジデントが会場に入られ、式が始まりました。

 開式の辞の後、佐藤社長の挨拶に移ります。


 佐藤社長からは、4月から「Human人」となるみなさんに向けた説明がありました。 
 ヒューマングループでは、グループで働く人を「Human人」と呼び、「Human人」は3つの視点から規程されています。

Look   見た目
Speak 話し方
Act   振る舞い、行動

 これは経営理念の精神をより具体的にわかりやすい形にしたものであり、ヒューマングループ社員のあるべき姿を示したものです。それぞれの詳細を、なぜ必要なのか具体例を示しながら紹介され、内定者のみなさんも真剣な眼差しで聞き入っていた姿が印象的でした。

 その中で「最も重要」としてお話しされたのは、「職業人としての自立」についてでした。

 会社とみなさんは上下関係ではなく、フィフティ・フィフティ、ウィン・ウィンの関係です。

 力を出し合って、お互いに発展していく。

 みなさん、萎縮することなく、しっかりと会社に対して成果を出して、それに見合う給料を得て、仕事も人生も楽しく過ごしてほしいと思います。

 半年後の4月、またお会いできることを楽しみにしています。


 佐藤社長の挨拶の後は、各法人のプレジデントから祝辞が述べられました。(以下、抜粋)


ヒューマンアカデミー株式会社 川上 輝之プレジデント

 この度は内定おめでとうございます。

 ヒューマングループでは、各社が1年に1回、中期計画を作っています。中期計画にあたり考えるのは「将来どうなっているんだろう」ということです。

 ヒューマンアカデミーでは、未就学児童から60・70代の方向けまでのサービスがあり、5つの部門に分けています。その中でも児童向けのロボット教室の教育が、学んでいただいている人にとって将来どう役に立つんだろう。今6歳の彼らが社会に出るとき、世の中は2040年。皆さんは40歳くらいになっています。

 社会的な環境としては、IT、グローバリゼーション、“国を超えて”というのは当たり前になっているでしょうし、宇宙という話もあるかもしれない。それから温暖化、SDGsなど、社会課題が今よりも複雑になっていて、解決しなければならない社会になっているだろう。
「その中で必要となっていく教育とは何だろう」と考えています。

 これには多くのみなさんの力が必要です。これからの事を考えれば、若い人の力が必要。今日、多くの方を内定式でお迎えできたことを嬉しく思うし、感謝したいと思います。

 お客様に対して最大のサービスを提供できるようになって、日本で、世界でナンバーワンの会社を目指していきたいと思っています。

 4月1日にみなさんとお会いできることを楽しみにしていますので、これからの半年間、充実した時間を過ごしてください。


ヒューマンリソシア株式会社 御旅屋貢プレジデント

 皆さん内定おめでとうございます。

 今から36年前に、ヒューマンアカデミーで資格やスキルを学んだ方々が仕事に就くことをサポートすることを目的にできたのが、ヒューマンリソシアです。
 そこから時代はどんどん変わり、今、コロナが明け、RPAやITなどの技術革新が、非常に早く、大きなインパクトを与えて出てきていて、人材会社に求められることも変わってきました。

 労働力をどれだけ、早く、提供できるかを単純に勝負してきた業界でしたが、ここにきて労働力が提供できるほど足りてないのが今の変化です。派遣、人材紹介、受託を単品で提供することから、企業の状況に合わせて、どのように組み合わせて、どのように適材な労働力を確保するのかを提案できるかという勝負に様変わりしてきているのが人材業界の現状です。

 労働力人口の減少と高齢化が日本の問題点になっています。物理的な問題もありますし、複雑化、多様化していきます。そのような中で、安心して安全な、且つ継続できる労働力をどうやって作っていくかが求められています。

 これが実はヒューマングループにとってものすごいチャンスです。ヒューマングループでは「バリュープロミス:SELFing」といって、“なりたい自分”を探して、“なりたい自分”になるサポートをすることが、グループでやっていること。これが社会で求められています。

 いかに具体的にお客様の持つ課題を解決できるか、これを「学ぶ」・「働く」・「支える」の3つでつくっていく。みなさんと力を合わせて目標を目指していけると思うと非常にワクワクしています。

 学生生活も早いものであと半年となりました。やり残したことのないように、遊びにバイトに、自分がやりたいことをしっかりやっていただいて、悔いのない学生時代を送って、社会人になってもらいたいと思います。

 本日内定式を迎え、みなさんだけでなくご家族の方も喜ばれていることと思います。本当におめでとうございます。
 4月から社会人になるにあたって、一緒に目標を目指して頑張っていきましょう。


ヒューマンライフケア株式会社 瀬戸口信也プレジデント

 内定者のみなさん、本日は誠におめでとうございます。

 ヒューマンライフケアはヒューマングループにおいて高齢者の介護事業を担っております。
 グループの綱領「為世為人=世のため人のため」を掲げておりますが、グループの中では一番わかりやすい形で直接的に提供させていただいている会社だと思っています。

 本日、21名の内定者を迎えることができました。
 介護の事業は、グループとしての創業は1999年で今から25年前。みなさんが生まれた頃に事業を始めました。将来の事業を担う人材としてお迎えできること、感慨深いものがあるなと思っています。

 半年後、みなさんはまず各介護施設に配属になり、そこから経営の幹部候補生としてキャリアを積んでいただきますが、みなさんにお願いしたいことがあります。入社までの半年間で介護に関する基礎的な知識・技術、ここは最低限学んでください。

 私たちは利用者さまの生活を、ときには命を日々お支えしている事業をしています。ご家族の方、パートナーの方、息子さん、娘さんから、大事なパートナー、親御さまをお預かりしている中で、現場で期待に応えられるように頑張っています。

 新入社員とはいえ、何も知らない人を現場に立たせられません。入社し、現場に立つときには最低限学んでいる状態でいていただきたいと思います。
学習の機会はこちらで用意をしますので、しっかり学習をして、幹部候補生にふさわしいスタートが切れるように準備をしてほしいと思います。

 当社のコーポレートスローガンは<「笑顔」と「こころ」いつでも人が真ん中>で、先頭にくるのが「笑顔」なんですね。利用者さまの心を動かして笑顔になっていただく、そのためには、まず自分たち自身が笑顔でいられるように。
 現場に立つときは緊張した表情ではだめです。笑顔は練習するとどんどん上手になってきます。人前で笑顔でいることを意識してもらいたいと思います。

 半年後、みなさんと素敵な笑顔でお会いできることを楽しみにしています。


ヒューマングローバルタレント株式会社 横川友樹プレジデント

 本日はヒューマングループの内定式にご参加いただきまして、ありがとうございます。内定式を開催できることを嬉しく思います。

 みなさんはひとつのスタートラインに向けて、情報分析、自己分析に非常に時間をかけてきたのではないでしょうか。経験を振り返って、自分が興味のあることはどういうポイントなのかを分析してきたと思います。自己分析、大変だったと思います。
 就職活動ひとつを通して考えてみると、自己分析をし、何億通りの選択肢から企業を選んで、マッチングをされてきたかと思います。

 ヒューマングローバルタレントでは、転職マーケットにおいてグローバル人材を対象にオンライン上でマッチングをしていますが、みなさんが経験された大変さをどんどんオートメーション化しています。

 足を運んで聞きに行かなくても、データによって一人ひとりに合う求人が提案され、履歴書などの自己PRは生成AIによってラフ案ができてきます。企業においても、採用要件をつくり、求人票をつくることも自動化されます。
企業も求職者もより自動化が進んでいく、それをオンライン上でシステムを中心にオートメーション化していこうとしています。

 さらに我々は、外国籍人材やバイリンガル人材、グローバルに活躍したい人を対象とした領域で事業をしていますが、外国籍人材やバイリンガル人材への注目が高まるのは間違いありません。
 採用オートメーション化をしながら、その領域の事業をやっていくことに対して、社会からのニーズは非常に強くなっていくことと思います。

 4月の入社式までに、周りにいる友達に就職活動がどうだったか、いろいろ聞いてほしいです。みんなが抱えていた課題とか悩みを商品に変えていくことを、入社後アイデアを出しながら進めていってほしいと思います。

 残り半年間、仕事の観点からも時間を有意義につかっていっていただきたいと思います。


ヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社 後藤繁樹プレジデント

 ヒューマングループに内定されたみなさん、本日は誠におめでとうございます。このようにお会いできる機会を本当に嬉しく思っております。

 みなさんも採用される側として様々な観点があったと思いますが、採用する側も非常に苦労しました。我々はIT企業です。国内でも4万社のIT企業がある中で弊社を選んでいただく。お互いが苦労しながら今日のこの場を迎えたことを非常に嬉しく思っています。

 IT企業は激戦であり、進化が早く、AIやWeb3.0、いろんな言葉が飛び交う中で日進月歩、新しいものが開発されていく業界であり、その中で活躍される方というのはますます価値が上がると言われています。

 ヒューマンデジタルコンサルタンツに入社される8名の方には、日々新しく学ぶ力、自分たちの行動に責任を持った上で楽しんでいただきたいと思っております。自分の行動が今日より明日、変わっていること。ここを大切にしてもらいたいと思っています。
 自分がどうなりたいか「SELFing」、自分自身が思い描く自分になるためのアクセルをしっかり踏んで、4月に向かっていただきたいなと思います。

 1点お願いをしたいのは、感謝の気持ちと謙虚な気持ちを忘れずに社会人になっていただきたいと思っております。
 この場を迎え、支えていただいたご両親、先生、ご友人、たくさんの方と接する機会があったかと思います。今日この場に一緒にいられる環境に感謝を。そして、4月からは先輩、同僚、たくさんの人たちと支え合っていくことになりますので、謙虚な気持ちを持ちながら戦っていただきたいと思います。

 ファーストキャリアとなるヒューマングループ、ヒューマンデジタルコンサルタンツを選んでよかったと言っていただきたいと私たちも思っておりますので、半年後、みなさんが笑顔で、自信に満ち溢れた顔で、再度入社式にお会いできることを楽しみにしています。


 祝辞の後は内定証書の交付が行われ、各法人、5名の代表者が佐藤社長より証書を受け取りました。

続いて、ヒューマンアカデミー、ヒューマンリソシア、ヒューマンライフケアの内定者代表による決意表明です。

それぞれが自身の経験や希望をもとに会社を選んだこと、そして入社後の目標をしっかりと語り、説得力のある心強い決意表明でした。

以上で内定式は無事終了となりました。

 来年の4月1日にはヒューマングループの新入社員として、みなさんにお会いできることを楽しみにしております。


<ヒューマンホールディングス株式会社・会社概要>
 
ヒューマングループは、教育事業を中核に、人材、介護、保育、美容、スポーツ、ITと多岐にわたる事業を展開しています。1985年の創業以来「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を中心とする各事業を通じて、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組み、独自のビジネスモデルを展開してきました。
 人と社会に向き合い続けてきたヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられたSDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいきます。SDGsへの貢献を通じて、「為世為人」の実現を加速させ、より良い社会づくりに貢献していきます。