新卒1期生の仲間と切磋琢磨、同期がいたから取れた新人賞。
目標達成率242%という数字で新人賞を受賞した、ヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社の新卒1期生・深井郁さん。文系出身で、入社時はITの知識がなかったといいます。1年目の振り返りと共に、仕事のやりがいや今後の目標を伺いました。
——入社のきっかけを教えてください。
学生時代は、テニスサークルの幹事長やアルバイトのリーダーを務めていました。人と関わり、リーダーシップを活かせる仕事に就きたいと考え、業種を問わずに就職活動を行いました。さまざまな企業の面接を受ける中、ヒューマンデジタルコンサルタンツの面接は他と違っていたんです。直属の上司になる方とリラックスしてお話することができ、働くイメージをわかりやすく持てました。この会社なら素の自分を偽ることなく働けると考え、入社を決めました。
——現在は、どのようなお仕事を担当されていますか?
システムインテグレータなどの顧客企業と、IT人材を抱えるパートナー企業を結びつける営業を行っています。要件定義ができる人、開発メインの人、メンバーをまとめるリーダーシップのある人など、企業の要望はまちまちです。求める人材をいかに早く紹介できるかが、営業の腕の見せ所です。案件の規模はさまざまですが、数人の人材を数ヶ月供給するプロジェクトが多いですね。
——新人賞受賞は、どのような点が評価されたと思いますか?
ヒューマンデジタルコンサルタンツの新卒採用1期生として、年間目標を242%で達成したからだと思っています。……が、1期生ということで目標を低めに設定されていたのではないかと推測しています(笑)。
1期生の新卒は総勢7名いましたが、同じ部署に配属された新卒は私を含め3人でした。変にお互いをライバル視することなく、困ったときには人材を紹介しあうなど協力しあったことで、3人とも目標を達成できました。たまたま私が新人賞をいただきましたが、切磋琢磨した同期がいたからこその受賞だと思っています。
——最初から順調に契約を取れていたのですか?
いいえ、まったくそんなことはありませんでした。
電話とメールで新規開拓を始めたのですが、なかなか良い反応がなく、電話を途中で切られるときなどはつらいものがありました。
契約が取れずに1カ月以上が過ぎたとき、メールを送っていた企業から電話がかかってきたんです。打ち合わせのお時間をいただきさっそく訪問したところ、社長さんが自ら応対してくださいました。
初めての商談が社長相手ということで緊張しつつ、恐る恐る人材を提案したら「この人、うちの条件にぴったりですね」とあっという間に成約しました。そのときご紹介した方はいまも働いていらっしゃるので、お互いに良いマッチングだったようです。また社長さんとはその後も継続してお取引いただき、とても良好な関係を築けています。
——その後、成績を伸ばせた要因は何だと思われますか?
企業から依頼があったとき、「数打ちゃ当たる」みたいな提案はしないよう心がけていました。相手は忙しい中でメールを見てくれているので、できる限り要望に沿った人材を絞り込むようにしていましたね。パートナー企業ごとに人材の個性があるので、それをしっかり把握しておくことも意識していました。
——お仕事で大変なことは?
私は文学部の出身で、ITの知識をほとんど持っていなかったんです。入社前の課題としてITパスポートの取得があったものの、実際の現場に出ると知識が足りていないことを痛感しました。
知識がないと、企業が求める人材を深く理解できません。そのため当初は、わからないことがあれば自分で調べたり上司に聞いたりして、なんとか対応する日々でした。ようやく最近は知識もついてきましたが、技術は日進月歩です。いずれにしろ、新しい技術を学び続ける必要性を感じています。
——営業として、コミュニケーションで心がけていることは?
自分が相手に伝えたい内容を、文章などでいったん整理することです。私の上司は、顧客から電話で長々と依頼を受けたときも、電話を切った次の瞬間にパートナー企業へ依頼を伝えています。私はそんなふうにはできないので、いったんメモを取り、内容をまとめてから電話やメールで伝えるようにしています。
——お仕事のやりがいは?
やはり、お客さまから感謝されることです。そういう場合は、往々にしてパートナー企業からも感謝されるものです。これからも顧客企業とパートナー企業、双方から感謝されるような仕事をしたいですね。
——今後の目標を教えてください。
営業スキルをさらに高めていきたいです。そして、せっかく一生に一度の新人賞をいただけたのですから、次は優秀社員賞を目指したいと考えています。
<ヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社・会社概要>
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※2023年4月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
肩書き・部署名等は取材時のものとなります。