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転職後わずか半年で優秀社員賞を受賞。教育事業の行政営業のホープが仕事で大切にしていること。

 ヒューマンアカデミー株式会社に中途入社し、行政営業を担当する中久保拓実さんは、2024年度上期優秀社員賞を受賞しました。異業種からの転職にも関わらず、入社後わずか半年で優秀社員賞を獲得できた理由は何だったのでしょうか。仕事にかける想いや今後の目標などを伺いました。

ヒューマンアカデミー株式会社 ビジネス教育事業部 行政営業部 | 中久保 拓実さん

――まず、入社のきっかけを教えてください。

 前職では約3年間、WEB広告の営業に携わっていました。前職では集客がメインでしたが、サービスの提供や改善も含めた仕事にチャレンジしてみたいと思い、転職を考えるようになりました。ヒューマンアカデミーに興味を持ったのは、友人が大阪支部で行政営業を担当していたことがきっかけです。彼から仕事の話を聞き、toG(行政や自治体を相手にしたビジネス)の仕事は面白そうだなと思ったのです。もともと教育分野に興味もあり、行政サービスを支えるような社会貢献性の高い仕事をしてみたいと思いました。ヒューマンアカデミーは大きな会社ですが、採用面接で事業部長とお話した際、ベンチャー企業的な若々しさや勢いも感じました。大企業とベンチャー企業の「いいとこどり」で、この会社だったら裁量を持って自分らしく仕事ができそうだと思い、入社を決めました。

――現在は、どのようなお仕事を担当されていますか?

 東京都の自治体を対象に、行政営業を担当しています。仕事内容としては、区役所や市役所の担当部署を訪問して、どのような行政ニーズや公共案件があるかの情報収集や、企画提案や入札などプロポーザルの実施などです。

――2024年度上期優秀社員賞は、どのような点が評価されたと思いますか?

 売上目標の達成率が高かったことが、最大の評価ポイントだったと思います。3年契約の大型案件を受注できたことが、数字を押し上げました。異業種からの中途入社で、入社後半年足らずで大きな金額の事業案件を受注したことも、インパクトがあったのだと思います。

表彰式でのスピーチの様子。代表で、今堀プレジデントからの表彰状授与も。

――この半年を振り返ってみて、大変だった点や苦労した点は、どんなことですか?

 実は私は、東京で暮らすのは初めてです。入社後、大阪から上京して東京で研修を受けたのですが、研修中に東京配属を打診され、そのまま東京で働き始めました。大阪よりも東京の方が案件の規模が大きく、自分の成長につながるだろうと考えて東京勤務を選びましたが、土地勘もなく、行政営業に関しても、受託事業として当社がどんな事業やサービスを提供できるかについても知識がゼロの段階からスタートしたので、なかなか大変でした。
 また、行政が相手の仕事は、納期や期限が厳しく決まっています。企画提案や制作物の提出を行う際などは、じっくり時間をかけてクオリティーを上げたいところですが、納期を守れなければ話になりません。「考えること」と「行動すること」をきっちり区分けし、考えにふけって手を止めることなく、とにかく行動して進めていくことが大事ですが、それが私は苦手で、いまも苦労している点ですね。

――反対に、嬉しかったエピソードがあれば、教えてください。

 やはり、今回の受賞の決め手にもなった案件の受注です。この案件は指名競争入札で、自治体から指名されなければ参加できませんでした。日頃から地道に訪問営業を行い、当社のことをよく理解いただいていたことが、指名につながりました。今回の案件は、金額の大きさもさることながら、新規事業を自分の力で獲得できたことがとても嬉しかったですし、自信にもつながりました。

――異業種からの転職にも関わらず、短期間で大型案件の受注に成功したのは、営業担当者としてご自身にどんな強みがあったからだと思いますか?

 前職のWEB広告営業では、PDCAサイクル(計画・実行・測定/評価・対策/改善の仮説・検証型プロセスを循環させること)を回すことを常にやってきました。そのため、いまの仕事でもPDCAが得意で、お客様に「レスポンスが速く、すぐに改善策や解決案や出てくる」という印象を持っていただけたことが、信頼につながったのかもしれません。また、私は何事もやる前には緊張してしまうのですが、その場に飛び込んでしまえば意外と平静に、うまくやることができます。そうした度胸のよさも、営業職に向いているのかもしれません。

――お仕事をする上で大切にしていることは?

 「関わる人みんながハッピーになること」を念頭に仕事をしています。自分たち売り手だけが満足する商品ではなく、ステークホルダー全員によい影響を及ぼすような商品やサービスを提案し、実行していきたいと考えています。いまの行政営業部の仕事は、その理想を体現しやすいと感じています。事業を実施する自治体にとっては、地域住民へのサービス向上や、よりよい地域づくりに役立つ。サービスを利用する地域住民にとっては、例えば就業支援であれば「働きたい」という自分の夢が叶うなど、よりよい生活や困りごとの解決に役立つ。そして事業を運営する私たちにとっては、事業を通じて社会貢献ができる。大きなスケールで、関わる人みんなをハッピーにできるので、とてもやりがいのある仕事だと思います。

――今後の目標を教えてください。

 私は、あまり先の目標を決めてしまうと、かえってうまくいかないタイプです。ですから、3年後、5年後といった遠くの目標よりも、目の前の目標を1つずつ達成していくことを大事にしたいと思っています。今月の数値目標を達成するために、今日は何をするべきか。自分なりに工夫できることは何か。そうやって、いま自分が関わっていることに集中し、コツコツと一歩ずつ進んでいけば、きっといい未来が待っていると思います。

<中久保 拓実さんプロフィール>
ヒューマンアカデミー株式会社
ビジネス教育事業部 行政営業部
宮崎県出身。大学・社会人生活を大阪で送る。WEB広告の営業職を経て、2024年3月にヒューマンアカデミーに中途入社。入社を機に上京し、首都圏の行政機関を対象とした受託事業の営業を担当する。2024年度上期優秀社員賞を受賞。


※2024年10月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 部署・役職名等は取材時のものとなります。

<ヒューマンアカデミー株式会社・会社概要>

 ヒューマンアカデミーは、学びの面白さを提供する「Edutainment Company」として、1985 年の創設以来、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成しました。未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにおけるSTEAM教育やリスキリング、学び直しの支援を行っています。
 さらに、独自の「ヒューマンアカデミーGIGAスクール構想」を推進し、学習支援プラットフォーム「assist」を開発。SELFingサポートカウンセラーと講師が、個別に学習目的や目標にあわせた進捗管理や相談などの学習サポートをします。私たちは、常に最先端の教育手法やテクノロジーを取り入れ、学びの喜びを追求し最高水準の教育サービスを提供していきます。