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不況に強い業界、職種を知りたい

アスリートエージェント事業部長の久野(ひさの)です。
今回のテーマは「不況に強い業界、職種」。
コロナウイルス下において、「じゃあ、どんな業界、職種が今後も伸びるの?」というのは興味があるハズ。


体育会学生の皆さんの強みも一緒に棚卸しをしていきます。
皆さんの進路選択において重要なテーマです。
一緒に考えていきましょう。




テーマ:不況に強い業界、職種を知りたい

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業界天気図の一覧です。2019年決算版の業界動向を天気図で視覚化しました。近年の業界推移をもとに、晴れ、晴れ・曇り、曇り、小雨、雨の5段階で表示してあります。天気図を見ることでその業界の好不調が一目で分かりますね。リンク先には各業界の動向や現状、ランキングなどがレポートされています。

2019年度の決算情報を元に、その業界のトレンドをまとめたサイト。

では、毎年人気の金融業界を一緒に見ていきましょう。

金融業界 動向 ランキング 金融業界の2019年版(2018-19年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで禁輸業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。 業界規模65兆6,367億円(4位/136業界) 伸びしろ +2.6%(85%/136業界)利益率 +8.5%(14位/136業界)平均年収700万円(34位/136業界)

業界規模:65兆6,367億円(→)

伸び率:2,6%(→)

利益率:+8,5%(↓)

平均年収:700万円(→)

とあります。
注目すべきは「利益率」が低下しているということ。

地方銀行は収益力の低下に加え 、人口減に伴う構造的な停滞

と記載にあり、人口減も、業界の停滞に影響をしていることが分かります。


金融業界の過去11年間の業界規模の推移

グラフは金融業界の業界規模(対象企業の経常収益計)の推移をグラフで表したものです。
金融業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。
2018年-2019年の金融業界の業界規模(主要対象企業193社の経常収益の合計)は65兆6,367億円となっています。

金融業界全体で見ると業界規模は拡大。
業界を牽引するのは、クレジットカード会社。

インターネット通販は堅調。ネット通販の市場規模は近年、急速に拡大しており、それに伴いクレジットカードの利用も大幅に伸びています。さらに、近年では訪日外国人も増加。政府のキャッシュレス化の普及も加わり、クレジットカード業界には強い追い風が吹いています

皆さんも「Amazon」や「楽天」で買い物をする機会は増えましたよね?
その背景もあり、クレジットカード決済が新しい市場拡大を担っています。

世の中のトレンドと業界の伸び率は比例しています。

上記のURL(業界動向サーチ)をもとに自身が志望する業界のことを今一度調べてみましょう。


結論:将来予測、トレンドを進路選択に活かす

進路選択は職種から考える人も多いハズ。


「親が警察だから公務員を目指す」

「子どもの時から鉄道が好きだったから鉄道業界志望です」


それも決して悪くはないですが、、
その業界の将来予測やトレンドを重視することも大切な視点です。


ではその3つのポイントを一緒に見ていきましょう。



3つのポイント:

①「VUCA」の時代

VUCA

「VUCA」とは、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、これら四つの要因により、現在の社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表す言葉です。


「VUCA」って聞いたことはありますか?
もともとは軍事用語でアメリカで使われ、不確実性(要は、どうなるか分からない)を表す言葉です。

「世の中っていうのは、◯◯なんだよ」

「お父さんの時代はなー、、」

こんなことをご両親や周囲の大人に言われたことがありませんか?
一概に否定はしませんが、すべてがすべて正しい訳ではなさそうです。

なぜなら、今の時代は「コロナウイルス」もそうですが、不確実な「VUCA」の時代ですから。



②「個」の時代。「個人のスキルを積めるか」がキーワード

〇個 ×集団

じゃあ、その「VUCA」の時代において大切な考え方は何か?

「YouTuber」

「インフルエンサー」

「フリーランス」

皆さんにも馴染みのある言葉なハズ。


「個」が強くなる時代と言われています。

「個」の時代においては、

◯「集団=会社・組織」への帰属はリスク

◯「個」のスキル向上がVUCAを生き残る秘訣

が言えます。


同時に考えるべきは、終身雇用制度です。

トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
背景にあるのは、グローバルでのコスト競争の厳しさ。国境や業種を越える競争が激しくなるなか、企業は労働者に優しいとされる「日本的雇用」との向き合い方を模索せざるを得なくなっている。

トヨタが「終身雇用は難しい」、と言っている。

「大手企業に入ったら一生安泰!」

と思っている人は足元をすくわれます。

会社におんぶに抱っこ、安定は会社が作ってくれると思ったら大間違い。

安定を作るのは自分自身、「個」でしかないのです。



③体育会人材が持つ強みは「変化に対応する能力」

サッカーがラグビーに?

企業が求める「変化に対応する能力」を、体育会学生は備えている
一方、竹田さんは「体育会学生が企業に求められる理由は、組織の変化に対応できる力を持っているからだ」と話します。
「体育会では学生の入れ替わりやポジション変更によって個々の役割が次々と変わるため、常に変化に対応し、組織での自分の存在意義を考えることが必然的に求められます。また、組織の変化が起きたとき、チームや個人の問題に向き合い、試行錯誤を繰り返した回数・経験値が圧倒的に多いです。体育会では勝利という明確な目標に向けて常にイノベーティブであることが求められます。こうした変化への対応や、革新的なことへの挑戦は、まさにこれからの企業が必要とするものだと思います」


上記にもありますが、久野が体育会学生の強みと考えるのは「変化に対応する能力」

スポーツで考えてみましょう。


皆さんはサッカーをしています。

フィールド上でボールを蹴っていると横にいるチームメイトが急に、ボールを手に取って走り出した。

今まで前に蹴っていたボールを、後ろにチームメイトに投げている。

競技が「サッカー」から「ラグビー」に変わっているのです。


普通に考えたら、有り得ない話ですが、皆さんがこれから飛び込もうとしている社会ではこれが当たり前の話。

この時に、その変化を瞬時に判断し、ラグビーに適応ができるかどうか、社会ではこの力が求められています。

一般学生と違い、心的に負荷のかかる場面やプレッシャーに打ち勝ってきたからこそ、皆さんにはこの力があると思います。



まとめ:体育会人材はVUCAをサバイブする

吠える男性の画像

Volatility(変動)

Uncertainty(不確実)

Complexity(複雑)

Ambiguity(曖昧)

こんな「VUCA」時代を生き抜く能力・資質を、体育会人材の皆さんは持っています。

これはめちゃめちゃラッキーなこと。


不況に強い業界・職種なんて結論ありません。(じゃあ、タイトルはなんなんだよーという話ですがWW)

ただ、業種・業界のトレンドは把握しましょう。

そのうえで、自身の固定概念「◯◯しかない!」というものを疑いましょう


一番重要なポイントは、不確実(VUCA)な時代を生き抜くことです。

一緒にサバイブしていきましょう。


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