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230120_スナックに行きたい

2023/01/20

今日は久しぶりに友人がやっている店に行った。

常連的な人しかいない日で、客も店の人もそれぞれSNSを知っていたり、個人的付き合いがあるという感じだった。だから「久しぶり、元気?」という会話にも、「(SNSは見ているけど)生身のあなたは元気?」というような含意がある気がした。考えすぎかも。

ある意味でそこは20代、30代ぐらいの人にとってスナックのようなところで、とても貴重だ。(ただネットでも繋がっているという二重性があるところが、旧来のスナックとは違う。)SNSでお互いの趣味や価値観が比較的近しいことを知っているという安心感がある。

他方で、もうその場所でしか会わないような関係性で、全く違う人間と一緒になるというのもいい気がする。中学生の頃、僕含めて3人だけが塾にも通わず、携帯電話も持ってなかった。他のみんなが学校の外でいろんな出来事を共有していることに多少の疎外感はあったけど、それはそれで居心地が良かった。

僕がおじさんになって行く中でどういう公共圏や親密圏に参与したり、自分で作ったりできるんだろうかとふと考える。ある友人はバーに通っては中高年から愛されている。彼は昭和歌謡を歌えるし、彼本来の気質もある。僕の身体とか、身振りや話し方はそういった場所にたぶん向いていない。でも一度はスナックとかに行ってみたいなと思う。

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