汗疱と掌蹠膿疱症のこれまでの話

上記病気は突然発症し、原因も不明であるため試行錯誤している方がたくさんいらっしゃり、情報共有のためにつくりました。

結論から言うと


一旦掌蹠膿疱症と診断されたが
汗疱の可能性も捨てきれないので
大学病院で検査中です。

始まり


昨年12月に急に足の裏が痒くなり
ごまサイズの水膨れが大量にできる。
そのときアメリカにいて帰国する直前だったこと
また5年前ほどに夏の一時期同様の症状がでていて
経験していたため

汗疱だろうと考え
アメリカでビオチンを購入して(ネットで汗疱にはビオチンが効く説があった)
グミタイプのビオチンを摂取していた。

帰国後 金属アレルギーを疑う


おさまらないので、
金属アレルギー説を疑い、金属アレルギーも調べてくれる皮膚科を受診
汗疱だねとステロイドを処方される。
(ちなみにここで、治らなくて・・と症状を述べても、治らないもんだから!アレルギーだから!と高圧的だったので二度と行きたくない)

金属アレルギーはメッキ=ニッケルのみで特に他はなかった。
(ニッケルは身につけていない。もともとネックレスなど汗かくと痒いので 、K18かステンレスのみ)

金属アレルギー検査は二十種?くらいの爪サイズのシールを背中にはり
数日毎に受診、それを一週間ぐらい保持、しかも背中に書き込まれた油性マジックが消えたら自分で描き直すという患者負担が結構ある検査方法なので、夏だったり予定があるときは難しい。服も汚れる。

View39

ちなみに保険適用アレルギー検査view39は以前受けており花粉とダストアレルギーだけでた。
(足裏が痒くなる直前まで目・目の周りの突然の痒みに悩まされており、眼科に通っていた、ステロイド目薬が手放せなかったのだがなぜか汗疱?が始まって自然治癒した。このときに眼科で受けた。)

自己対処を試す

しかし治らないので
汗疱の口コミを調べ、汗が排出できないことが問題だと
足裏角質パック(ベロンと皮が剥がれるベビーフット)・尿素クリーム
(濃度差によって、水分を排出する・尿素がいいという論文があった)
を使用するが変化なし。

漢方を飲んでみる

そこで、汗疱・漢方・皮膚科で検索し
汗疱に対し漢方を処方してくれる皮膚科を受診する。
先生は足の裏を一度も見ず、漢方を処方してくださる。
(ちなみに先生は尿素クリーム反対派だった。逆効果だと
おっしゃっていた。ただ、検索すると尿素を処方する先生も
日本には多くいるらしい)

しかし、数ヶ月飲んでも全く変化がみられず
一体何年飲み続ければ改善するのか先が見えず。

一回の受診で五千円未満だったが、飲み続けることを一旦やめる。

耳鼻科・慢性上咽頭炎を疑う

次に掌蹠膿疱症の治療として
慢性上咽頭炎を治療する人が多いことを本で知り
この治療を行う耳鼻科に通う。(扱う耳鼻科が限られている)

最初の2回は上咽頭炎が認められ、EAT治療すると
綿棒が赤くなったが、3回目から何もみられなくなる。
副鼻腔炎が左に少しみられるといわれる、
しかし、私は無自覚・悪臭・症状もないため
様子見と言われる(副鼻腔炎は掌蹠膿疱症の原因となる
場合もある。)

エキシマライトを始める

その後
掌蹠膿疱症に対しUV治療を行う皮膚科を見つけ
受診。(汗疱にも効くかもしれないと考えた)

そこで角質を顕微鏡で検査し汗疱ではなく掌蹠膿疱症であると
診断される。
ステロイド軟膏、アレルギー薬を処方される。
UV治療(エキシマ)は一回二千円未満。10回以上通う必要があり、
やけどの可能性があるので最初から強いライトを
浴びることはできない。

口内病巣を確認するため歯科受診

その間に掌蹠膿疱症と診断されたことで
この病気は病巣特定が重要だと知り
口内のトラブル・喫煙(私は非喫煙者)の
場合が多いということで

新宿の掌蹠膿疱症連携口腔外科に行き病巣があるか
診てもらうが至って健康だった。
ここで、耳鼻科で扁桃腺を取ってもらうことを提案される。

耳鼻科で扁桃腺摘出について相談する

EAT治療を行ってもらっていた耳鼻科に行く。
しかし自分で論文などを事前に読み
扁桃腺摘出手術と掌蹠膿疱症の因果関係は立証されていないこと
扁桃腺摘出手術は十五万円前後の費用がかかること、
二週間未満の入院が必要で、摘出後二ヶ月は悪化するらしいことは理解していた。(耳鼻科的には手術すれば8割治ると主張する先生もいらっしゃった。ただ賛否両論ある。)

耳鼻科の先生も立証されていないがEAT治療よりは希望があると
おっしゃる。しかし掌蹠膿疱症は皮膚疾患なので耳鼻科からは
皮膚科を飛ばして扁桃摘出手術の紹介状は書けないという。

関節炎がない私に手術が必要か

UVライトでお世話になっている皮膚科に相談。
皮膚科の先生は関節炎が認められていない私の掌蹠膿疱症に対し
負荷が大きい扁桃腺摘出手術を勧めづらいとのこと。
摘出しても変化がない場合もあるリスクがあるとのこと。
結果 本当に掌蹠膿疱症か汗疱かしっかり調べようとのことで
大学病院への紹介状をもらう。
ビオチンを新たに処方してもらう。(ビオチンは飲んだことあるとは
述べたが一応とのこと。)

汗疱か掌蹠膿疱症か大学病院に行く

検査結果は二週間かかる。また扁桃腺摘出手術の予約は一ヶ月前とのこと。

先週に大学病院へ行く。
しかし11時診察予約で3時半に終わるという大学病院の
ハードルの高さを思い知る。

また検査=角質摘出手術だったらしく
一センチ四方の足裏皮膚を切開手術(麻酔有)にて
摘出する。(てっきり皮膚を擦って角質をとっての検査だと思っていた。)
会計は1万五千円未満。
足は包帯でぐるぐる状態で、当日は痛み留めを飲むレベルで痛かったが
翌日からはそこまで。
化膿止めの飲み薬・軟膏を処方される。

抜糸は一週間後の予定だったがアメリカに少し戻らなくては
いけない・隔離二週間があるので5月末に抜糸予定。

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