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【実質0円大学生活のすすめ】第54回:デジタルデバイスを使いこなす(7)共有パソコンは「使えるマシン」なのか?02
前回は大学の共有パソコンのスペックにはあまり期待できないことを紹介しました。今回は、それでも快適に使うためのヒントを共有します。
共有パソコンでもキーボードとマウスは持ち込みがおすすめ
共有パソコンには、キーボードとマウスがついています。しかしながら、快適な作業のためには自己所有物を持ち込むことをおすすめします。
Webページのブラウズ程度なら問題ないのですが、長文を入力したりするのであれば、付属のキーボードはスカスカなキータッチで指が疲れます。自分で持ち込んだ心地よい打鍵感のあるキーボードを使えは、作業効率アップにつながります。
たとえば筆者も使っていますが、HHKBなどはコンパクトでおすすめです。Bluetooth接続とUSB接続(Type-C)に対応するマルチプラットフォームモデルであれば、有線でも無線でも両方使えます。だだし、価格がちょっと、ね(笑)。
マウスについても同様です。たとえば、トラックボールマウスを持ち込めば、省スペースで作業ができます。
共有キーボードとマウスはキレイなのか?
共有キーボードとマウスは、ほぼ不特定多数の人間が使います。台数が多ければ衛生管理も難しくなるでしょう。Covid-19の流行でアルコール除菌シートなどが設置されているパソコン室も多くなりました。使用前にこまめに清掃すれば、実際には問題ないのでしょうが、気になる人は自分のキーボードとマウスのほうが安心ですね。
キーボードとマウスを持ち込む場合の注意点
自分の機器を持ち込む場合の注意点は、共有パソコンのBluetoothが使えないように設定されている場合です。そうなると、ワイヤレス接続タイプの場合、Bluetooth以外のUSB専用レシーバーで接続するタイプでないと使えません。
今日のまとめ
-共有パソコンを使うときには、自分のキーボードとマウスを持ち込んだほうが作業効率が向上する
-共有しているキーボードやマウスの衛生管理の困難さを考えても、自分専用のデバイスを持ち込むほうがよい
-周辺機器を持ち込む場合には有線・無線の接続方式に注意する