恋するワンピース
漫画感想文です。恋するワンピースという神漫画について書きます。
恋するワンピースとは
恋するワンピースは現在ジャンプ+という集英社の漫画アプリで連載されているワンピースが大好きな人が描いた学園系のギャグ漫画といったものです。ワンピース×学園×ギャグという地雷みたいな匂いがするかも知れませんが、想像されているような作品では無いので、問題有りません。意味がわからないかも知れませんが、ルフィみたいな学生が出てくるとか、ワンピースキャラのアナザーストーリーとかそういうスピンオフでは有りません。マジでワンピース大好きな人が描いたギャグ漫画なんです。逆にワンピースが分からないとイマイチついていけないかも知れません。
僕は日曜更新の看板漫画だと思うのですが、イマイチ知名度が無いように感じてます。最近確か100話を突破し、ウェブ漫画の中ではかなり長命な作品だと思います。作者は伊原大貴という方で、Twitterを見る限り女性っぽいのですが、そのへんはよくわかりません。この面白さならいつかジャンプ本誌で連載を持つんじゃないのかなぁなんて勝手に予想しているので、名前を覚えておくと、いつの日かアッ!!ってなるかも知れませんよ。
あらすじ
主人公は奈美という名前の女子高生です。これだけなら普通なんですが、クラスにいる1人の男の子が山本海賊王(ルフィと読む)というDQNネームだったことから、山本くん1人へのイジりが飛び火し、2人は周りから海賊(笑)とイジられるところから始まります。一方名前のDQNさとは裏腹にルフィくんはすごく優しく、ルックスもまともで至って普通の好青年であり、周りからイジられつつも、満更でもなくなり奈美ちゃんが実は恋をしちゃっているところから恋するワンピースとなるのです。
がしかし、実は学校にはもう1人ワンピースっぽい名前の奴がおり、海賊イジりの話を聞きつけ、2人の仲間に入れてほしいと割って入ってくるのです(正確には巻き込んでくる)。彼は中津川嘘風(ウソップ)という名前の青年であり、謎の行動力や話が通じないレベルの異常な程のワンピース狂からマジで海賊部という部活を作り、さらに謎の科学力(この辺はギャグ漫画なので彼は常識の欠落したドラえもんみたいになっていきます)も相まって、恋するワンピースなのに、彼の引き起こすトラブルを中心に不思議な方向に話は進んでいきます。
ちょっとまとまらなくて申し訳ないのですが、読んでみればこのカオスさを理解することが出来ると思います。以下つらつら魅力を書いていきます。
魅力1 圧倒的ワードセンス
この漫画はワードセンスがピカイチですね。最近の面白い漫画の必要条件かも知れませんが、ツッコミ役の言葉がもう毎回キレキレで読んでていつも声を出して笑ってます。こういってはあれですが、スピンオフ漫画には無い次元のクオリティだと思います。
魅力2 ワンピースネタのはさみ方
分かる人は笑ってしまうような細かいネタがめちゃめちゃ散りばめられています。話が無茶苦茶でも笑えるのはあくまでワンピースに則ったり、つなげたりしているからだと思います。本当に細かいところまでやってたりするので、たまになんやそれってなります。でも大丈夫です。それが次の魅力に繋がります。
魅力3 アプリで連載するためコメント欄がある
ウェブアプリであるが故にコメント欄を見ることが出来ます。その中にはガチ勢の方が居て、補足説明をしてくれる方もいるので、気づけなかったことに関しても気づくことが出来ます。これは紙での連載では得られない魅力ですね。アプリにはアプリの良さがあります。
魅力4 初回無料で読める
ジャンププラスは初めて読む話は無料で読むことが出来ます。もちろん最新話とかは期間中はずっと無料で読めます。したがって、今アプリをダウンロードすれば、一気に恋ワンを読むことが出来ます。これはアプリの魅力ですが、、、
魅力5 絵が見やすい
伊原先生はほんとにシンプルで優しい絵を描かれていて、すごく見やすいです。ギャグ漫画と非常に相性が良いと思ってます。
魅力6 Amazonでの説明がふざけている
なんかこれは伊原先生がトライしてみたら、いけてしまったらしいです。すごいっすね。
魅力7 尾田栄一郎公認
ジャンプ系でやってるんだから当たり前だろって話ですが、よく許したなぁとも思えるようなネタも結構ぶっこんでいくので、びっくりします。それでもクオリティで尾田先生から公認を得ているのでしょうww
以上、つらつらと書きました。説明が難しい漫画を感想文に選んでしまって失敗しました。まぁでもこの漫画はほんとに面白いです。癖が強すぎるので賞とかとは余り縁が無いですが、ほんとに面白いもっと売れるべき漫画だと思っています。応援しています。