イチローの教え - 準備を怠らない - Cooperstownへ
イチローさんを忘れたことはない
アメリカに行かずに、ソウルで推し活をしていたりするために、アイツついに心変わりか?と思われているのではないかと推察いたします(自意識過剰)
ちなみに、元上司で仲の良い先輩にキャッキャしながらソウルの話をしていたら、「ウチの娘(中学生)と言ってることが変わらん」と言われたのが面白かった。面白いと、ポジティブに解釈した私である
アメリカ野球殿堂入り
イチローさんは、すでに2022年にシアトル・マリナーズの球団殿堂入りを果たしている
そして来年はさらにビッグイベント。2025年はついに、アメリカ野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入りの資格を取得して投票リストに乗る。乗ると決まってないが、決まったようなものとしていいだろう
殿堂入りは、メジャーリーグで10年以上プレーし、引退から5年以上の経過が必要で、かつ野手であれば3,000安打か500本塁打の基準をクリア*した選手が、投票リストに乗る資格を得る。そしてBBWAA(全米野球記者協会)のメンバーたちの投票で、75%以上の得票*を得ると、晴れて殿堂入りとなる
*基準が変わっていたらすみません
世間は、2019年のマリアノ・リベラに続く2人目、つまり野手では初の満票を獲得するかどうかで盛り上がっている
しかし、野手最高の得票率で殿堂入りしたジーターが99.7%(投票者397人のうち彼に投票しなかったのは1人だけ)だったので、ジーターより上はダメ!というアメリカ人のプライドが働くんじゃないかな。だからイチローさんが満票でなくても不思議ではない(日本人だってやたらと白鵬に厳しい)
イチローさんの功績
満票かどうかなんてどうでもいい
殿堂入りが果たされれば
別に殿堂入りしなくてもイチローさんの功績は変わらないし、14歳から39歳までの私の人生を彩り導いてくれたことにも、今も私を励まし続ける存在であることにも変わりはない
だけど、イチローさんがレリーフを受け取って照れくさそうに笑うのを見ながら「おめでとうございます」と大号泣したいのだ(泣くのは既定事項)
イチローさんの挑戦と功績は、何物にも代え難い
ライトスタンドから氷を投げられながらも、結果で黙らせてきた。新人王にMVP、年間最多安打262本、10年連続200安打とオールスター出場とゴールデングラブ賞受賞、MLB3,000本安打達成などを以て
間には、新設されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を連続2大会制した(本気のアメリカに勝った2023年の優勝の方が価値があると言う人がいるが、野球の普及を思い、誰がアメリカを本気にさせたのか考えて欲しい)
これらを、しっかり残る形で認めてもらいたい。イチローさんやイチローさんに興奮と喜びをもらってきた私のような者たちがいなくなっても、永久に残っていてほしい
2025年の準備
ということで、イチローさんのセレモニーを見ながら現地で泣くために準備に着手。来年はセレモニーの地、殿堂博物館のあるクーパーズタウンに日本人がたくさん押し寄せるでしょうけど、私としては負けるわけにはいかないのです
やったことは以下の2つ
① 殿堂入り式典のチケット確保
この円安の最中、なかなかのお値段を払って、式典チケットが含まれるレベルの殿堂会員(2年有効)になった。なお、私がジャケットに嬉しそうにつけているピンが会員の証です(知らんがなですね)
② 移動手段とホテルの確保
クーパーズタウンはマンハッタンから車で5時間、最寄りのAlbany空港からも1時間かかる。そんな田舎にあるため、移動手段の確保が必須。普通はレンタカーを使うだろうが、私は免許がないので、最低限空港とホテルの送迎を確保しなければならない。Uberも行きたがらないらしいので…
また、ただでさえ式典が行われるHALL OF FAME WEEKEND期間はホテルが埋まってしまうのに、来年はなおさらだと想像される
ということで、移動手段とホテル宿泊が含まれるツアーに、この円安の最中デポジットして確保した
これらは、当然全て英語でのやりとりなのだが、英語であることより、「来月(6月のこと)に詳細案内するね!」と明るいメールを送ってきておきながら、その後一向に連絡してこないツアー担当アンソニーに、まさか騙したのか?辞めたのか?なんて疑ってヒヤヒヤする方が疲れた。アンソニーはのんびり屋さんなだけだった。上司より私に進捗聞かれてるんじゃないかしら…
いやあ、頑張った
これらを自分で調べた他、有識者にアドバイスをいただいてチェックいただいて、十分できていることも確信できた
ここまでやっておけば、年が明けたら飛行機を抑えて、普通の渡米の準備をすればいい
あとは、私が健康で、心身ともに元気であればいい(死んではいけない入院してはいけない…)
本当は、来年失敗(?)する訳にはいかないので、今年、練習クーパーズタウン訪問をしたいと思ったのだが、それはあまりにも心配性すぎるし、何より円安すぎるので我慢した
なお、会社の予定表にはとっくに、2025年7月22日〜8月1日まで、“休暇(クーパーズタウン)”が入っている
ほら、全然忘れてないでしょう?
泣く準備をしているんだから
私の10年来の美容師なんて、来年に向けて髪を綺麗に伸ばしておかなければならないと言う。「イチローさん絶対、長い黒髪の女と思ってるから」と。いやサインももらったことないのに…
なぜか周りまで準備を怠らない
イチローさんの教えです